2月22日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時~15時)が放送。テレビ番組のロケで久し振りに訪れた能登半島。震災発生から1年以上が経過した能登の現状をリスナーに向け報告する一幕があった。

サンドウィッチマン、東島衣里アナウンサー
伊達:最近報道されてないような気がするんですけど、まだまだ家が潰れた状態のまま残っているところがいくつもあったり、もちろん仮設住宅も沢山ありましたし。で、2024年1月1日の地震のあとに、9月に豪雨被害もあったんですよ。
富澤:はい。
伊達:それで1階部分が流されたりとかして被害に遭ってる方が多くて。その人達がまだね、体育館に避難してるんですよ。皆さん、知ってましたかね?
富澤:そう。避難所が体育館にあって。「まだ避難所があるんですか?」って聞いたら、「そっちは豪雨被害の方たちが比較的入っていて」って。
伊達:大雨の被害の方々がまだ体育館にいるっていうね。これは正直、我々知らなかったんですよ。ニュース見てるつもりでしたけど。ビックリしてね……。
能登半島地震や豪雨の報道が軽減したことにより、自身らも知り得ない被災地の現実を目の当たりにしたという。更には現地で被災者との交流も行ったというサンドのふたりが、「トイレ使いました」と声を掛けられたとことも報告した。
伊達:東北魂の義援金で気仙沼市に寄贈しましたトイレトレーラーが震災直後、輪島市に走って行ってくれたんですよ。
富澤:役立ってますよ。
伊達:役立ってましたよ、凄く。「輪島市でもあのトレーラーを買おう」って、予算をあげるみたいなことを言ってましたよ。
富澤:各県にあればね、なにかあった時に助かりますから。税金をそういところに使ってほしいですね。
自身らが開設した被災者支援のための「東北魂義援金」で購入されたトイレトレーラーが、被災地で活躍していることを伝え聞いた富澤は「もっと全国的に普及してほしい」と、強く訴えかけると共に1日も早い復興を願うのであった。