女優、モデル、タレント、更には執筆業など多岐にわたって活躍中の宇垣美里がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組『宇垣美里のスタートアップニッポン powered by オールナイトニッポン』の第9回が3月4日（火）に配信された。

羅悠鴻、宇垣美里

この番組では、未来をつくるスタートアップ企業にフォーカス。日本のスタートアップの最前線を知るとともに、壮大な夢を持つスタートアップ起業家たちをゲストに招き、宇垣美里が起業家たちに事業に関することから、起業に至った経緯、今後のビジョンまで、様々な角度で疑問をぶつけ、スタートアップ企業の挑戦や革新的なアイデアに迫っていき、それぞれの「夢」を深堀りしていく。

第9回のゲストには次世代エレベーターメディア「GRAND」を運営する株式会社東京の代表取締役 羅悠鴻が登場。「GRAND」は、主にエレベーターにプロジェクターを設置しドアに広告を照射するビジネスを行っている。

今では東京の大きなビルにあるエレベーターでよく見る形式のディスプレイだが、これを始めたのは羅が大学卒業直後の2017年に創業した「GRAND」で、現在では毎日100万人ほどがエレベーターメディアを見ているという。

広告を出す企業側にとっても、“誰が乗るか”というターゲット層が可視化されやすいので便利となるエレベーターメディア。羅は、「テレビが誕生してから約70年。エレベーターメディアをマスメディアにし、5マスの時代を作りたい」と語った。

しかし、羅の最終目標は驚くべきところにあった。それはなんと土星の衛星「エンセラダス」にある地底湖をボーリングしてサンプルを採取するというもの。幼い頃から天文学に興味があった羅だが、この夢を叶えるためにかかる費用はなんと1500億円。この資金を調達するための手段として起業をしたのだという。

『宇垣美里のスタートアップニッポン powered by オールナイトニッポン』は毎週火曜6時頃、ニッポン放送PODCAST STATIONほか各ポッドキャストアプリで配信される。