サンド伊達、映画のアフレコに大苦戦! まさかの7時間収録
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3月8日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時~15時)が放送。現在放映中の「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」に声優として出演した2人が、収録現場でのあるエピソードを披露した。

サンドウィッチマン、東島衣里アナウンサー
伊達:マジで俺(アフレコに)7時間かかってるから。そう思って(映画を)観てほしいの。
富澤:それは感じた方がいいの!? 感じさせない方がいいんじゃないの?(笑)
伊達:感じてほしい! 7時間かかってんの? っていう。
富澤:(笑)
伊達:富澤は1時間くらいか?
富澤:1時間くらいですね。
伊達:セリフの量が違ったんですよ。これ逆だったんじゃないかなって思うんだよね。俺と富澤の依頼が。
富澤:いやいや、もう「伊達さんで」って感じでしたよ。
伊達:にしてはさ、難しかったもんだって。
富澤:でもそんなにかかるかな? って感じでしたよ。
伊達:台本上にはない振り向きざまの「んっ?」とか「あっ?」とか。
富澤:それに7時間はかかんないじゃん。
細かい演技に苦戦した結果の7時間収録だったと訴えていたが、相方の富澤は「それだとしても7時間はかからない」と的確な指摘。
この言葉を受けた伊達は、ようやく重い口を開き真実を語りだしたのだ。
伊達:いや……、7時間かかったのはもう一回最初からやり直ししたからね。一旦「はい、お疲れ様でした。ありがとうございました」って終わったのよ。で、(収録した音声を)もう一回聞いてみましょうって聞いたの。全然違ったのよ、キャラが。声色が。ビックリしてみんなで。スタッフも。
富澤:(笑)
伊達:「これ全然違いますね? 別人ですよ!」って言って。それでもう一回やり直して。
収録開始直後の声と最後では全くの別人になっていたことで、再収録となってしまい7時間もの長丁場になってしまったのだという。この状況についても伊達は釈明。
伊達:だからどんどん(収録を進めるにつれて)僕も上達していくわけですよ。
富澤:指導されながらやってるから、上手くなっていくんですよ。
伊達:最後は上手だったんですよ。で、最初から聞いたら全然違うから。「これ本当に言い難いんですけど、もう一回頭からいいですか?」って。
富澤:(笑)
伊達:「マジか……」と思うと同時に「そらそうだよな!」って思ったのよ。全然違うから。
キャラクターボイスの上達が思わぬ形で仇となったが、その甲斐もあって作品の完成度は上々。仕上がりに大満足の伊達は「是非とも劇場で観てほしい」とリスナーたちに呼び掛けるのであった。