受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

全国の受験生を応援する『おうえんしナイト』、今回は沖縄県普天間にある普天満宮にやってきました。
全国的にも珍しい“洞窟のある神社”、普天満宮にてランパンプスが合格祈願してまいります。

――それでは権禰宜の與那嶺健(よなみねたけし)さんにお話を伺いましょう。

小林:ランパンプスと申します。よろしくお願いいたします。
與那嶺:與那嶺です。よろしくお願いいたします。
小林:普天満宮さんは普天間にある天満宮なんですよね?
與那嶺:いえ、天満宮ではなく、普天満宮(ふてんまぐう)と読むんです。
寺内:「ふてんまんぐう」じゃないんですね!
小林:でも、普天間の間って「間」ですよね?
與那嶺:その昔は普天間に「満」の字が使われた頃もあり、神社の名称も「間」が使われた時期もありました。その時代も、「満」の字はお守りやお札に使われていましたし、登記上の名称として「間」が使われた時期もありました。平成17年に「満」に統一し、読みは「ふてんまぐう」になっています。県内の方でも「ふてんまんぐう」と読んでしまう方がいらっしゃいますね。

寺内:普天間にある神社だから「ふてんまぐう」なんですね。名前から、学業の神社だと思われることもあるんじゃないですか?
小林:天神さんチックですもんね。
與那嶺:いえ、県内では「普天間にある普天満宮」と知られているので、県内在住の方は、天神様と一緒になっていないと思いますね。
寺内:なるほど!
小林:それでは、普天満宮のご由緒、歴史を教えていただけますか?
與那嶺:1450年代には、熊野の神様をお祀りしたという記録が残っております。それ以前も沖縄の琉球古神道、つまり、沖縄の神様をお祀りした拝所であっただろうと云われております。
小林:当時は、まだ琉球が日本に属してないイメージがあるんですが、その頃から神道としてあったということですか?

與那嶺:琉球古神道して様々な自然を対象として神様が宿りお祀りしていたところに新たに神社の神様をお祀りしていった事が伝わっております。拝殿の奥に洞窟があるのですがこちらも往昔、琉球古神道神を祀ったことに始まっております。
小林:当時からこちらにあったんですか?
與那嶺:はい。今も現存する洞窟で、表にある拝殿等を後に作ったという形になります。
小林:こちらは戦争の被害はなかったんですか?
與那嶺:激しい戦地となり字普天間も占領され、ご神体を当時の宮司が避難をさせて、戦後、一帯が返還になった時に、またご神体をお祀りして、神社として復興したという歴史がございます。
小林:主に祀られている神様はどういった神様ですか?
與那嶺:熊野の神様、伊弉冉尊、速玉男神、事解男命、天照大神と家津御子神、そして、琉球古神道として、日の神、竜宮神、普天満宮女神等を祀っています。
小林:洞窟に女神様が籠ったという逸話があるとお聞きしたんですが?
與那嶺:首里桃原に女神が出現され後に洞窟に籠られた伝承、そのご仙人が現れご神威を弥高に示され中城村安谷屋の百姓夫婦や美里間切東恩納村の当ノ屋(屋号)に黄金(ご神徳)を授け苦難を救ったいいう伝承があります。

寺内:現ナマくれたっていう話(笑)?

小林:言い方がよくない!
寺内:でも、食料や家畜じゃなくて、現ナマ、ポンで? すごくキャッシュな熊野権現さんですね(笑)。
小林:芸人からしたら、目の前でネタやって、ちょっともらいたいぐらいだね。
與那嶺:ご神徳をさずかった(屋号「当ノ屋」の末裔)方はご存命で、その時の黄金がまだ残っていて、これがその黄金です(笑)。

寺内:意外と軽い!
小林:違う違う(笑)。おかきだから。
與那嶺:このサイズの金の塊ですね。平成10年代に、普天満宮のお祭りに、末裔の方がお見えになって「私はその一族で、黄金が現存するんですよ」とお聞きしました。

小林:ほんとかなー?

一同:(笑)。
小林:でも、実際に、代々受け継がれてきた女神様から頂いたおかきがあるわけですね。
寺内:おかきサイズの金ね(笑)。
小林:沖縄の「御嶽(うたき)」とは、どういった文化なんですか?
與那嶺:山や海、岩、泉など自然そのものに神様が宿る神聖な祈りの場です。

寺内:聖域みたいになっているんですね。
小林:僕ら、車で来させていただいたんですけれども、トイレと駐車場の間にあった岩を皆さん拝んでいたんですけど、あれはなんでしょう?
與那嶺:元々は普天間の樋川(ひがわ)という別の場所に普天間のお水を祀る井戸があったのですが、道路拡張があり、神社の中にお祀りしているんです。
小林:それがパワースポットになってるんですね。
與那嶺:今も、その奥に井戸があり、年に1回、水神祭というお祭りがあり、お供えを置いて、水の神様にお祈りをする行事がございます。

※水の神様に感謝を伝えるランパンプス。
小林:普天満宮さんの見どころといえば、やはり先ほどおっしゃっていた洞窟ですか?
與那嶺:はい。洞窟は全長が 280mあります。
小林:思ってたよりもめちゃくちゃ長い!

與那嶺:ただし、普通に見学できる範囲は 50~60mです。その先は、一旦、洞窟自体が狭まっているんです。私も20代の頃には入れたんですけど。
寺内:その奥には何かが祀られているんですか?
與那嶺:いえ、奥は、狭くて普通に行き来できるところではないので、その手前に奥宮が祀られています。この洞窟は、見学の方が非常に多く、パワースポットとして年間1万人以上の方がいらっしゃいます。複数の霊石がありそのなかには陰と陽を象った形の霊石があり、それが男性、女性を象徴するような形で、懐妊祈願や縁結びの神様として拝む方が多いですね。

寺内:60mまでは、いつでも誰でも入れるんですか?
與那嶺:はい。また、年に1度、6月30日に洞窟の表で大祓神事を行っており、茅の輪くぐりをやった後、洞窟くぐりをします。2洞窟にの入り口を入って、右手に行くと裏山に抜けられるんです。普段は抜けられることはないんですが、その日だけは裏山に抜け出る洞窟くぐり神事をしています。洞窟をくぐり抜けることによって再生、生まれ変わって、諸願成就、様々な願いが叶うということです。その行事には1,000名以上の方がお見えになりますよ。
寺内:そっちのルートなら僕でも通れますか?

與那嶺:そのルートは普通に通れます(笑)。
小林:受験生向けのお守りなどはありますか?
與那嶺:合格祈願のお守りは色々種類があります。特別な行事はしていないですが、受験の時期になると、合格祈願やお祓いが非常に多く、日々行っています。
小林:最後に受験生にメッセージをお願いします。
與那嶺:目標に向かって努力する決意を神前に伝えて、また、目標を達成された際には、お礼参りとしてご家族と感謝の心を伝えてもらえばと幸いと思っております。

――それでは御嶽であったという洞窟に向かいましょう。

寺内:うわっ! すごく綺麗!
與那嶺:ここからが本当の洞窟です。
寺内:中は涼しいですね!
小林:興奮するわ! これは拝むわ。
與那嶺:洞窟の上は裏山になってるので、大雨が続くとこういった感じになります。雨が垂れてる中に石灰成分があります。
寺内:鍾乳洞みたいになっているんだ。めっちゃ広いですね!

與那嶺:蒸発して石灰成分が残って、こうなっていくんです。沖縄の方が内地よりも石灰岩が多く、内地だと100年に1cmと言われているんですが、沖縄だとそのスピードが速いんです。
寺内:だから、柱みたいになっているんですね。
與那嶺:今は抜けられませんが、この先に、裏山に行く道があります。
小林:先ほどの、生まれ変わる道ですね……コウモリ、出るんですか?

與那嶺:コウモリは、この奥の方に。
小林:こわっ! いや、もうRPGの世界だね。
寺内:歌舞伎町のテーマ居酒屋みたい(笑)。
一同:(笑)。
寺内:作り物かと思うくらいすごいってことね。
小林:確かに、ディズニーのビッグサンダーマウンテンの並び列みたいだよね。
寺内:自然に水で浸食されてこんな形状になるなんて不思議すぎる。
與那嶺:もう何万年、昔からということですね。
寺内:これとこれが何億年後かに繋がるのかな。

小林:可能性あるよね。
寺内:ここは無料で入れるんですか?
與那嶺:無料です。
小林:ファストパスとかは?
一同:(笑)
小林:いや、素晴らしいものを見させていただきました。
寺内:めちゃくちゃ見所だわ。本殿だけお参りだけして、気づかず帰っちゃう人がいたらもったいないよ。
小林:本日はありがとうございました。
與那嶺:こちらこそありがとうございました。

――本殿の奥に洞窟がある稀有な普天満宮はいかがでしたか?
小林:『おうえんしナイト』を数年やらせていただいて、いろんなとこ行かせてもらいましたが、その中でも圧巻でしたね。
寺内:すごかった。沖縄の琉球古神道と本州の文化が合わさって「今こうなってんだよ」っていう説明から、「古神道たる」を見たよね。
小林:貫かれたね。鍾乳洞もすごい。「そりゃ昔の人も拝むわい」って。
寺内:そりゃ女神も休むわ。
小林:そりゃ黄金も配るわ。
寺内:神社にお参りに来た人が拝むだけで終わっちゃったら、もったいないから「奥にすごいのがあるんだよ」って、御朱印もらっている時の待ち時間、参拝客にアピールしたもん。
小林:あれ気持ち悪かったよ? 女性2人で来てた方に、俺に喋りかけてる風にさ。
寺内:「後ろの洞窟は行った方がいいな」って(笑)。
小林:アテンドすんな! 普天満宮のガーシーですか(笑)?
寺内: 6月30日にまだ間に合いますから、沖縄に行く方、近隣の人は、あの洞窟を年に1回、通り抜けれるチャンスです!
小林:圧巻なので、是非、行ってみてほしい。
寺内:沖縄に来たら普天満宮!
小林:最後に、面白をどうぞ!
寺内:洞窟は……行ってみた方がいいな。
小林:面白くはないですけど、ありがとうございました(笑)。

※小林さん、後ろ―。
普天満宮は琉球古神道と内地の文化が混ざり合った神社で、中でも他にはない洞窟の拝所は普天満宮でしか体験できないと思いますので、お近くに立ち寄られた際は、是非、ご参拝してみてください。
さて、次回の『おうえんしナイト』は沖縄国際大学にて取材をしてまいります。ご期待ください!

<普天満宮>
住所:〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間1-27-10
HP:http://futenmagu.or.jp
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