受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。
全国の受験生を応援する『おうえんしナイト』、今回は東京都新宿区にある「皆中稲荷神社」にやってきました。百発百中「皆中(みなあたる)の稲荷」と称される皆中稲荷神社にてランパンプスが合格祈願してまいります。
――さて、それでは境内に入って禰宜の鶴田裕信さんにお話を聞いてみましょう。
小林:ランパンプスと申します。よろしくお願いします。
鶴田:鶴田です。よろしくお願いします。
小林:早速ですが、皆中稲荷神社の創建の歴史を教えていただけますか?
鶴田:室町時代、1533年に稲荷の大神がこちらに下りられ、お祀りするようになったと言われています。
寺内:室町の頃は、この辺りに人が結構住んでいたんですか?
鶴田:いや、その頃に住んでいたわけではないので詳しくはわかりませんが、とてもじゃないけど現在のような状況ではなかったのではないでしょうか。
寺内:栄える前からお祀りしているなら、相当、街に馴染んでいますよね。稲荷様が祀られて、もうすぐ500年ってことですか?
鶴田:計算するとそうなりますね。
寺内:8年後にアニバーサリーだ(笑)。
小林:的中の御利益があると伺ったのですが、稲荷と言ったら「豊穣」というイメージがありますよね?
鶴田:もともと「稲なり」といって「稲がいっぱいなりますように」ということで、稲荷は五穀豊穣の神様なんです。
小林:それがなぜ「的中」の御利益になったんですか?
鶴田:皆中稲荷神社の名の由来でもあるのですが、江戸の時代、鉄砲組百人隊がこの辺りに住んでいたんです。
寺内:鉄砲組百人隊?
鶴田:徳川幕府を守るための鉄砲隊の100人の部隊のことですね。
寺内:だから百人町なんですか?
鶴田:そうなんです。その隊士たちが、この神社を崇敬していまして、お参りすると、皆さん「鉄砲、百発百中の腕前になった」との噂が広まりました。そして、鉄砲に限らず、いろんな願いを持って人々が訪れ、それが、みんなことごとく叶う、「皆当たる」と言うので、「皆中るの稲荷」と言われるようになったんです。「中」の字は「あたる」とも読めるので、そこから「皆中稲荷神社」になったと言われています。
寺内:すごい! 名は体を表すじゃないけど、ご利益先行で後から名前がついたんですね。
小林:面白いですね! じゃあパチンコ行く時は来ないと(笑)!
鶴田:今は、パチンコの方はあまり来ないですが、以前はパチンコ必勝の御祈願の人も多かったですね。
小林:やっぱそうだよなー。すぐそこにパチンコ屋さんあるから行きたくなるよね(笑)。
寺内:鶴田さんはパチンコとか競馬はやらないんですか?
鶴田:あんまり興味がないですね。
寺内:そうなんだ!
小林:そりゃそうでしょ。だって、当たんなかったら困るじゃん(笑)。
寺内:そっかそっか(笑)。
小林:それにしても、新大久保は、今、めちゃめちゃ栄えていますよね。
鶴田:近年は特にすごいですね。
寺内:ヨン様ブームの頃からですか?
鶴田:もともとこのエリアは、韓国、中国の方たちが、多くいたエリアなんです。その後、冬ソナ、サッカーW杯を期に、韓国の飲食店や韓流のグッズなど扱う店舗も増え、たくさんの人が来るようになりました。
小林:僕もそのころ、韓国料理を食べに行きましたよ。
鶴田:次第に韓国、中国だけじゃなく、今は、イスラム、アラブ圏の人、ベトナムやタイなど、多国籍になっています。
寺内:ケバブ、フォー、パッタイ!
鶴田:観光で来られる外国の方もすごく多いですね。ここのところは西欧系の旅行者なんかも増えましたね。
寺内:チーズフォンデュ!
小林:うるさいな(笑)。皆中稲荷神社にも観光で来られる方いらっしゃいますか?
鶴田:西洋系の人は、写真を撮って散策してと、まさに観光で来られますね。
寺内:でも、作法とか、あんまり知らないですよね?
鶴田:西洋の人の限らず、東南アジア、中近東の人にしても、ほとんど知らないと思いますね。そもそも「神社、神道、お守り、などが本来どういうものなのか」「お参りにどういう意味があるのか」などは知らず、珍しいから来ているんだと思います。ただ、中国や韓国、タイや台湾などの国の方々の中にはとても熱心にお参りされる方もいらっしゃいます。
小林:こんな街中にあると確かに気になって入っちゃいますよね。
寺内:でも、新大久保に来たことあるけど、駅近くにこんな立派な神社があるなんて知らなかったですよ。
鶴田:前を通り過ぎても気が付かないとよく言われるんですよ。それこそ昔から住んでいたけど、最近ここにあるのを初めて知ったという人もたまにいますからね(笑)。
寺内:ここ20年で飛躍的に街が栄えていったんですね。
鶴田:冬ソナの頃も、おばさまたちが「ヨン様、ヨン様」っていっぱい来ていましたけど、ここまでではなかったですね。サッカーW杯やK-POPが流行りだして、お参りに来る層も若い女性が増えました。うちで、コンサートのチケット祈願をする方も多いですよ。
寺内:「チケット当選しますように」ってですか?
鶴田:そうです。チケットの当選祈願はK-POPに限らず全般の方がいらっしゃっていて、今は、非常に多いです。
寺内:受験生も来られますか?
鶴田:特に「子供の受験が近々だから」と親御さんの御祈祷が多いですね。
小林:皆中稲荷神社の見所を教えていただけますか?
鶴田:やはり、お参りするご本殿ですね。
寺内:ちなみに、あの手水舎はセンサーですか?
鶴田:人が立つと、水が出るようにしているんです。
寺内:センサーを探しても見当たらなかったんですよ!
鶴田:上に付いているんです。ほとんどの神社がそうだと思うのですが、手水舎の柄杓をコロナの時に下げようとなって今の形になったんです。
小林:TOTOのやつですか(笑)?
鶴田:TOTOではないです(笑)。
小林:「皆、当たる」にちなんだお守りもあるんですか?
鶴田:ありますよ。受験生の方は、「合格守」や、「学業成就」のお守りをお求めくださる方が多いですね。また「皆中守」や「的中守」は射撃や弓道をやられる方々も多くお求めになられます。
寺内:この近くに住んでる人は、東京、江戸っ子、新宿っ子みたいな方が多いんですか?
鶴田:昔から住んでいる人は少なくなってきているんじゃないでしょうか? 人はどんどん動いてますし、地方から出てくる人も多いので。
小林:鶴田さんはずっとこちらなんですか?
鶴田:いや、私も地方から出てきたんです(笑)。
寺内:最近ですか?
小林:最近なわけねえだろう! 「上京して禰宜になろう」じゃねえんだよ!
鶴田:子供の頃です(笑)。
小林:10年くらい前ってことですよね?
寺内:そんな若くねえだろう!
小林:「そんな若くねえだろ」とか言うな(笑)!
鶴田:このエリアは日本人の数が少なくなってきています。街はこうして栄えて、観光で来られる方は、賑やかでいいんでしょうけど、住んでいる人にしてみれば、オーバーツーリズムも含めて、文化が違う人がいっぱい入ってくるので「ちょっと住んでいられないな」と、日本人が出て行って、出て行ったところにまた外国の方が入ってくる、といったことが増えてきましたね。
小林:そんな中、かたくなに、ここで神道を守り続けているんですね。
寺内:ありがたいことだよ。
鶴田:神社は地域のものですからね。
寺内:近くに住まれている外国の方にも、神社や参拝の文化が根付いてほしいですね。食べ歩きのゴミを置いてかれちゃ困りますもんね。
鶴田:実際、困っています。毎朝、掃除をしますが、缶ビールの空き缶が境内に投げ込まれていたりすることもありますからね。
小林:うわ、最悪。
寺内:ちょっとした公園だと思ってるんですかね。
鶴田:そういう感じなんでしょうね。タバコの吸い殻もあるし、深夜早朝に集まって、わいわい声が騒がしいし。神社だからというわけじゃないですけど、一般的なマナーは守ってもらいたいですね。
寺内:公園とか他の公共施設も含めですけど、特に神社としての扱い方は、もう少し根付いて欲しいですね。いや、浸透して欲しいか。
小林:神道だけにね。
寺内:上手ですね!
鶴田:今の分かんない(笑)。
一同:(笑)。
小林:合格祈願をする際の作法はありますか?
鶴田:皆中稲荷神社には「チケットが当たりますように」や「試験が受かりますように」など、いろんなご祈願で来られる方がいますけれど、本来、お参りする際は、まず神様に「自分、家族が健康に生活できていること」、そして、「地域、あるいは日本の国の安泰のおかげで、今のご自身があること」に感謝の気持ちを述べるように伝えています。
寺内:手を合わせて、二礼二拍手一礼の時に、まず感謝を伝えるんですね。
鶴田:祈願とは、「おかげさまです」という気持ちを伝えに来るものなので、それに加えて「こういう事もよろしくお願いします」として欲しいですね。
小林:「当たれ当たれ」ということじゃなくて、まず、「お感謝の気持ちを述べる」という気持ちが浸透していけばいいですよね。
寺内:神道だけにね。
鶴田:うまいうまい(笑)。
寺内:いやいや、こっちですよ(笑)。
一同:(笑)。
小林:最後に、今、頑張っている受験生に向けてメッセージをお願いします。
鶴田:受験生へのメッセージですか……「頑張ってね」とかしか言えない(笑)。
小林:鶴田さんも受験されました?
鶴田:私の頃は、受験地獄がピークの頃だったから、「三当四落」と言って「夜3時間しか寝ないで勉強すれば受かる。4時間寝たら落っこちる」なんて言われる「ガリ勉の時代」で、とてもついていけない状況だったんですよ(笑)。
寺内:詰め込み詰め込み、みたいな感じですね。
小林:どういうところに気を付けていた、とかはありますか?
鶴田:受験とか勉強に関して、私は何も言える資格ありません(笑)。
小林:とにかく頑張れと(笑)。
鶴田:「無理しないでね」って感じですね(笑)。
寺内:そういう言葉は嬉しいと思いますよ。
鶴田:オールナイトニッポンさんの前で言うのも、あれですが、深夜ラジオ聴きながら勉強しても頭入らないからね(笑)。
小林:だめだめ! 絶対言わないで(笑)。
鶴田:当時、「中島みゆきのオールナイトニッポン」と、「泉谷しげるのオールナイトニッポン」などが面白くて(笑)。
小林:面白すぎて手につかなかったと!
鶴田:とりあえず、4時間寝ちゃだめだから、3時間まで起きてなきゃいかんちゅうことで、起きてるためにラジオを聴いていました(笑)。
寺内:勉強のためじゃなくて、寝ないためにラジオ聞いてたんだ(笑)。
鶴田:なので、受験生の人に、アドバイスできることは何にもないんです……反面教師にしていただければ(笑)。
小林:本日は、ありがとうございました。
鶴田:こちらこそありがとうございました。ああ、面白かった(笑)。
寺内:こちらこそです(笑)。
――「的中」の御利益があるという、皆中稲荷神社に伺いましたが、いかがでしたか?
小林:新大久保には何度も来ていますが、初めて入りましたね。
寺内:気付かなかったよね。
小林:外国人が多い地域にポツンと、日本人を受け入れてくれる場所があるのは、すごく安心しますね。
寺内:異文化の中で日本の伝統を守っている感じがしたよね。
小林:しかも、皆当たると! 何かを当てたい、と思ったときは絶対来ます!
寺内:受験生だけじゃなく、資格試験の人も来るって言っていたよね。
小林:受験生のみんなもヤマが当たるようってことだよね。
寺内:それと、鶴田さん、めっちゃ話しやすかったなー。
小林:神道の下りが面白かった(笑)。
寺内:是非、神社で浸透してもらいたいですけどね。
小林:神道だけに(笑)。
寺内:あ、うまいね。
小林:この笑い、記事で伝わらない(笑)。
寺内:小林さんが神道って言ってたのにさ、鶴田さん何を思ったか、俺に「うまいね」って(笑)。鶴田さん混乱してたんだよ。あれは鶴田さんが一番ボケていたの。その結果、「うまいね」を3人でトスし合うという(笑)。
小林:「うまいね」が回る(笑)。最後、「楽しかった」って言ってくれたから、僕らもめちゃくちゃ楽しかったです。皆さん、新宿に来た時に、近いんで、百人町の皆中稲荷神社、是非、行ってほしい!
寺内:百発百中! 皆、当たる! 是非、行ってください!
「皆中稲荷神社」は受験生だけでなく、的中の御利益がある神社ですので「当てたい」ことがある方は、新大久保の観光と合わせて、是非、ご参拝してみてください。
さて、次回の『おうえんしナイト』は東京造形大学にて取材をしてまいります。ご期待ください!
<皆中稲荷神社>
住所:〒169-0073 東京都新宿区百人町1-11-16
HP:https://www.kaichuinari-jinja.or.jp/
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