笑福亭鶴瓶 長嶋茂雄に“助けられた”「笑ろてくれはって助かった。たけしさんも怒らなくて」

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6月8日に放送された『鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』で、3日に肺炎のため89歳で死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんとのエピソードを明かした。

笑福亭鶴瓶

笑福亭鶴瓶

この収録の日が長嶋さんの訃報が流れた当日ということもあり驚いた様子の鶴瓶は「あの人がおったから頑張ろうっていうのがね」と惜しみつつ、「語るのはおこがましいなと思うのであれなんですけど…」と長嶋さんとお会いした時のことを話した。

2010年2月にビートたけしが審査委員長を務める『第19回東京スポーツ映画大賞』の授賞式に出席した鶴瓶。

なぜかひとつ座席が空いていて不思議に思っていると、たけしが楽屋を訪れ「長嶋さんが来るから、余計なことするなよ」と忠告をしにきたという。

そこで初めて、長嶋さんも登壇することを知った鶴瓶だったが、その時には既に“余計なこと”の用意が済んでいた。

「たけしさんに(映画賞を)もらったから何かせなあかんと思って…」ズボンの下におむつを履き、賞状を受け取った時にズボンが下りて…という演出を用意していた。

とはいえ、たけしからの直々の忠告もあり当日の壇上ではズボンを下ろすのを我慢した鶴瓶。

だが、壇上を降りて長嶋さんの横を通る時、長嶋さんだけに見えるところでズボンを下ろしたという。それには番組パートナーの上柳昌彦も「バカじゃないの…」と苦笑い。

笑福亭鶴瓶、上柳昌彦アナウンサー

笑福亭鶴瓶、上柳昌彦アナウンサー

「もったいないなと思って。あの時はおかしな時期だったんですよ」と当時を反省しながらも、そんな鶴瓶を見て長嶋さんは「笑ろてくれはったんです。あの人ええ人やな。笑ろてくれなかったらたけしさんに怒られてますよ」

長嶋さんの寛容さに、当時の鶴瓶は助けられたという。それが鶴瓶にとって長嶋茂雄さんと交流した唯一のエピソードだった。

番組情報

笑福亭鶴瓶日曜日のそれ

毎週日曜 16:00 - 17:30

番組HP

鶴瓶とリスナーによるハプニング満載のがちんこ・ドキュメント・バラエティー。

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