さだまさしと一緒にデビュー記念日をお祝い!『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』

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和田アキ子がパーソナリティを務めるニッポン放送『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(毎週土曜11時~13時)。10月25日(土)の放送にスペシャルゲストとしてさだまさしが出演する。

和田アキ子、さだまさし

和田アキ子、さだまさし

誕生日(4月10日)、歌手デビュー日(10月25日)が同じ、アッコとさだ。毎年アッコの誕生日に100本のバラを贈っているというさだだが、今回はデビュー記念日となる10月25日当日の放送ということで、歌手デビュー50年以上となる2人が一緒にデビュー日をお祝いしながら、「デビュー当時の話」、「いま現在の活動について」、「名曲誕生秘話」など、様々なトークを展開する。

長崎で神童と呼ばれるバイオリン青年だったさだ。「上京して自分より上手な人がたくさんいることに気づいた時に、諦めるということはなかったか」というアッコからの質問に対して、さだは「なかった」と即答。自身が出場したコンクールで負けた時に「自分の方が上手かったな」と感じ、つまりは自分が優勝したコンクールの結果もあやしいということで、人がジャッジするコンクールというものに疑いを持っていたそう。バイオリンの演奏の上手い下手を見分けることについて「難しさは右手。音を作る左手は『ド』の音を押さえられるかどうかの技術。ただ音色は右手が作る。弓を引く圧力や弾き方など、右手がうまさを表すポイントになる。左手は技術。右手は芸術」と独自の解説を披露した。

和田アキ子、さださまし

和田アキ子、さださまし

「北の国から~遥かなる大地より~」に関するトークでは、さだの楽曲の誕生秘話が語られた。倉本聰から富良野に呼ばれ、ドラマ「北の国から」のワンシーンを何度も見せられ、「ハイ!ここでさだの歌を入れたい」と力説されたという。それが繰り返され、なんとなくギターをつま弾きながら「あああ」と歌い出すと、倉本が「いいじゃない」とそのまま歌詞のないハミングの曲が仕上がったとのこと。アッコが「歌詞がないからこそ、いろんな人の解釈が生まれて愛されたんだと思う」と伝えると、さだは「関白宣言など歌詞で(酷い男だと言われ)苦しんできたから、長く愛される歌詞のない曲が生まれたことはとても嬉しい」と話した。

また、さだは今自分で褒めたい歌詞として「秋桜」の「母が庭先でひとつ咳をする」を挙げ、「年老いていく母を音で、歌の中で想像ができる歌詞をかけたと思う」と胸を張った。もともとは「小春日和」というタイトルで完成していたが、プロデューサーから「歌詞に入っている『秋桜』を『コスモス』とルビを振って、これをタイトルにするのはどうか」と提案され、タイトルが変更されたという。もともとあった言葉「秋桜(あきざくら)」を「秋桜(コスモス)」と読ませたのはこの曲が始まりで、ヒット曲になったことでこの読み方が定着したと明かした。

さらに、「人間は大きな木の先っぽにいる。祖先はひとつ、そこから枝がわかれて自分が端っこにいるという発想を作品にした」というさだの最新アルバム「生命の樹~Tree of Life~」についても語られるほか、通算4700回を超えるソロコンサート記録を達成し、なぜライブであんなにトークをするようになったのか、ファンとの様々なやり取りも披露されるなど、さだの歌手としての歴史が感じられる対談となった。

さだまさしをゲストに迎える『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』は、10月25日(土)1時から放送。

スペシャルゲストに有働由美子が登場! 『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』

【番組概要】
■番組タイトル「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」
■放送日時:2025年10月25日(土) 11時~13時 放送
■パーソナリティ:和田アキ子
■アシスタント:垣花正
■ゲスト:さだまさし
■番組メールアドレス:akko@1242.com
■番組ホームページ:https://www.1242.com/akko/

 

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