ヒコロヒーと萩原健太がビートルズの楽曲を“聴き比べ” 「ニッポン放送imagine studio 2025ザ・ビートルズ アンソロジー・コレクション キセキの裏側 191の楽しみ方」

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ジョン・レノンの名曲を冠にする世界で唯一のラジオスタジオであるニッポン放送「イマジンスタジオ」で11月23日(日)、スペシャルイベント「ニッポン放送imagine studio 2025ザ・ビートルズ アンソロジー・コレクション キセキの裏側 191の楽しみ方」が行われた。

上柳昌彦、ヒコロヒー、萩原健太

上柳昌彦、ヒコロヒー、萩原健太

「ザ・ビートルズ・アンソロジー」リリースから30年。ザ・ビートルズ楽曲のデモ音源や不採用ミックス、アウトテイクや未発表楽曲、ライブ音源等、バンドの裏物語コレクションであるこの歌集「アンソロジー」が、リマスターされ、全191曲収録の新たなスタイル「アンソロジー・コレクション」としてリリースされたことを記念した本イベント。ゲストには音楽評論家の萩原健太と、芸人でビートルズファンのヒコロヒーが登場した。

平成生まれのヒコロヒーは、ビートルズとの出会いを質問されると「幼い時から車の中でかかっていて、当然のようにありました。我が家はいろんな音楽が溢れていて、UKロックだけが流れた時期もあれば、加山雄三だけが流れている時期もありました」と、家庭環境からビートルズを自然に聴くようになったと説明。19歳ごろから“ビートルズの楽曲”と認識して聴くようになり、「レンタルCDショップに行き、“あれもこれもビートルズだったのか”と幼い頃の記憶とリンクしていく感じでしたね」と振り返った。

今回の「アンソロジー・コレクション」について萩原から「“元の曲とどう違うか”がポイント。ビートルズは多くの人が元の曲を知っているので、どういう形で完成形に至ったのかに注目です」と解説があり、ヒコロヒーは好きな1曲に「ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー」をチョイス。当初はカバー楽曲であることを知らなったというが、「ビートルズの初期感というか、さっぱりしている感じが好きですね」と選曲理由を語り、萩原は「初期は自分たちの曲が少ないなかでステージ数も多かったので、ほかの人の曲も歌わないといけなかった。その時期の1曲です」と解説した。

上柳昌彦、ヒコロヒー、萩原健太

上柳昌彦、ヒコロヒー、萩原健太

今回新たにリリースされた「アンソロジー4」収録楽曲をオリジナルバージョンと聴き比べるコーナーでは、「テル・ミー・ホワイ」「恋に落ちたら」「イン・マイ・ライフ」などを聴き比べ、萩原は「サウンド的には完成レベルに至っていないが、その粗っぽさや、メンバー同士のやり取りから当時の雰囲気を感じられます」と、その魅力を力説。司会を務めたニッポン放送『上柳昌彦 あさぼらけ』パーソナリティの上柳昌彦も「メンバーが顔を寄せ合ってワイワイやっている感じが伝わりますね」と共感していた。

イベント終盤には会場に集まったリスナーにも「ビートルズ楽曲で一番好きな曲」を質問するなど、大盛り上がりのなかでイベントは幕を閉じた。

このイベントの模様の一部は、12月15日(月)4時30分からニッポン放送でオンエアされるほか、トーク部分はポッドキャスト配信も予定している。

上柳昌彦、ヒコロヒー、萩原健太

【イベント概要】
■イベント名「ニッポン放送imagine studio 2025ザ・ビートルズ アンソロジー・コレクション キセキの裏側 191の楽しみ方」
■開催日:2025年11月23日(日)
■会場:ニッポン放送イマジンスタジオ(千代田区有楽町1-9-3 地下2階)
■出演者:萩原健太(音楽評論家)、ヒコロヒー(お笑い芸人) /上柳昌彦(司会)
■放送予定日:2025年12月15日(月)4時30分~5時
※トーク部分は12月16日(火)~2026年5月15日(金)の半年間 ポッドキャストで配信予定

【ニッポン放送イマジンスタジオ】
ジョン・レノンの名曲「imagine」の名を持つ世界で唯一のラジオスタジオ。ジョン・レノンの「イマジン」をモチーフに、白をテーマカラーにしたスタジオホール。ジョン・レノン直筆による『 imagine 』の文字がスピリットボードに刻まれている。

 

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