京成電鉄、ファーストリテイリング、イオンリテールの3社による「新津田沼『まちびらき』セレモニー」が16日、千葉県習志野市のイオンモール津田沼 Southにて開催。京成電鉄の天野貴夫社長をはじめ、ファーストリテイリングの柳井康治氏、イオンリテールの松本信男氏、習志野市長の宮本泰介氏らが出席し、新たなまちづくりへの思いを語った。

今回のセレモニーは、同日リニューアルオープンした「ミーナ津田沼」と、京成松戸線「新津田沼駅」に直結する「イオンモール津田沼 North・South」の3館を核とした、新たな新津田沼エリアの誕生を記念して開催されたもの。エリア名称は「Shin-tsu Cross(シンツ クロス)」、略称は「シンクロ」と名付けられた。
主催者を代表して挨拶に立った天野社長は、ミーナ津田沼のリニューアルを祝福。建物の外装がイオンモール津田沼 Southと同じ緑色を基調としたデザインに生まれ変わったことに触れ、「街の景観や環境に配慮するとともに、関係する皆様と一体となって新津田沼を盛り上げていきたいというメッセージを込めたもの」と説明した。

さらに、新たなエリア名称について、「『シンツ』は新津田沼の通称として非常になじみのある呼び方。『クロス』は交通結節点が交わり、つながることを示すもの」と紹介。「駅を起点として人が訪れ、回遊し、さまざまな楽しい体験や交流から新しいつながりが生まれ、街全体へ広がっていく」と期待を寄せ、「皆様とともに、このShin-tsu Crossとして新たに再生された街に、たくさんの出会い、たくさんの思い出を積み重ねていきたい。本日はそんなスタートの日であると考えております」と力を込めた。
続いて、ファーストリテイリングの柳井氏が登壇。ユニクロやGUなどのテナントが20年以上にわたって津田沼エリアで営業してきたことに触れ、「日本でも有数の商業激戦区」と地域の特徴を紹介。今回のリニューアルについて「もう一度新しいミーナになるので、頑張らせていただきたい」と意気込みを語った。

新たなミーナ津田沼には、ユニクロ、GUに加えてPLST(プラステ)も出店。柳井氏は「皆さんに楽しんでいただけるお店になっていると思います」とアピールし、「地域の皆様に愛されるようなお店にしていきたい」と展望を語った。
イオンリテールの松本氏は、新津田沼について「鉄道を利用される方々、地域にお住まいの方々、お買い物やお食事を楽しまれる方々で、日々活気あふれる街」と表現。「このエリアがShin-tsu Crossとして新たな一歩を踏み出すことは、単に名前がつくということではなく、この場所に関わる皆様の思いや力を一つにし、地域の魅力をさらに高めていく大きな契機になる」と語った。

また、今年3月のイオンモール津田沼 South開業以降、映画館やイベントスペースなどを整備してきた取り組みも紹介。今後も3社で連携しながら、地域の交流やにぎわいの創出に取り組んでいく考えを示した。
来賓として登壇した習志野市の宮本市長は、津田沼エリアで相次ぐ施設の開業やリニューアルについて、自身も各セレモニーに出席してきたことから「私は皆勤賞でございます」とユーモアを交えて挨拶。施設の再生に取り組む各社に敬意を表した。

さらに「シンクロ」という略称についても「いいじゃないですか!」と笑顔を見せ、「船橋市の皆さんとともに育てていきたい」と地域のさらなる発展に期待を寄せた。
挨拶に続いて行われたのは、「Shin-tsu Cross」の名称とロゴマークをお披露目するアンベールセレモニー。登壇者に加え、京成電鉄のキャラクター「京成パンダ」や、イオンの電子マネー「WAON(ワオン)」のキャラクター「ハッピーワオン」、さらに習志野市のイメージキャラクター「ナラシド♪」も登場し、会場を華やかに彩った。

登壇者が一斉に紐を引くと、ステージを覆っていた幕が開き、新たなエリア名称とロゴマークがお披露目された。なお、今回のセレモニー会場は「シンクロスペース」、大型モニターは「シンクロビジョン」と命名されたことも発表された。

そして午前10時、いよいよミーナ津田沼がリニューアルオープン。開店を待ちわびる多くの買い物客が列を作る様子がモニターに映し出されるなか、会場ではカウントダウンを実施。オープンの瞬間を迎えると、会場は祝福ムードに。新たな商業エリア「Shin-tsu Cross」の歴史が幕を開けた。