巨人・村田修一内野手(35歳) スポーツ人間模様

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いやぁ、今シーズンは広島が元気なので、巨人戦が実に面白いですね。
昨日もいい試合、大接戦でした。首位巨人と2位広島の直接対決。
大接戦をモノにする決勝のタイムリーを放ったのが村田修一選手。

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村田は言うまでもなく福岡生まれ。
そして、熊本地震は村田のお父さん、裕文さんの実家にも大きな被害を与えたそうです。
震度7を記録した、益城町まで車で約10分の距離。
家が半壊し、車内生活を余儀なくされている。
「元気にぼくらがプレーすることで、勇気を与えることができれば幸いです」とも話していました。

村田といえば今季が巨人移籍5年目のシーズンで、契約最終年。
原・前監督が惚れ込んでFA宣言した村田を獲得した。

2009年原監督が率いて連覇を達成したWBCで村田は大活躍。
第2ラウンドの韓国戦で右足の肉離れを発症して、決勝には出場できずに途中帰国しましたが、アクシデントさえなければ、MVPは村田とさえいわれていたほど。
この頃から、原さんは村田が大のお気に入りでした。

2013年は打率3割1分6厘、本塁打25本と大活躍して、オフには「おれは修一に託そうと思う」と直々の使命で、第18代選手会長に。
生え抜き以外では初の就任となり、改めて存在感をアピールしています。

ところが、これからがいけません。
故障が多くなり、チャンスでもさっぱり。
原さんの期待に背いてばかりで、風当たりが強くなり、スタメン落ちすることもしばしば。

だから、フロントや高橋監督は最近、村田にあまり期待をしていない。
その証拠に、ロッテから内野を全て守ることができるユーティリティープレーヤー、クルーズを獲得。
「村田は今季限り」の準備を着々と整えていました。
若手ならともかく、3億円プレーヤーの村田にあえて、高橋監督も直接はアドバイスを行わなかったのは、プライドを尊重した意味もあるでしょう。

村田が誰よりも楽しみにしていた、19&20日の熊本、鹿児島遠征(中日戦)は地震の影響で中止。

今年1年間でどれほどの活躍ができるか?で村田のプロ野球人生が決まっていくのではないでしょうか。
今のところ、ノッています!

(原文)青木政司

4月18日(月) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」

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