瀬戸内寂聴 三回忌、お盆はなぜあるのか?
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第586回 故人をいつまでも忘れないために、一周忌とか三回忌、お盆といった行事があるのです。 その時には、亡くなった方々をみんなで思い出してあげましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユ…
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【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第586回 故人をいつまでも忘れないために、一周忌とか三回忌、お盆といった行事があるのです。 その時には、亡くなった方々をみんなで思い出してあげましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユ…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第585回 忙しいという字は、「心を亡(うしな)う」と書きます。私は自分の多忙さを反省するたび、心をうしなってはいないかと、自分の心をのぞき込むことにしています。 瀬戸内寂聴 撮影…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第584回 血の繋(つな)がりとよくいわれますが、そうでしょうか。生きるということ、愛するということは、他人でも、共に生活を分け合うことで、喜憂(きゆう)をひとつに味わうことだと思…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第583回 自分が不幸になったりつらくなったりすると、他人を憎んだり世の中を恨んだりします。でも、そんな時、逆に他人を思いやることができれば、自然にいい笑顔になって、今度は自分を助…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第582回 私は、他人から惨めと同情されていたような時でも、自分では「これは通過する一時的な現象で、私はこのままで終る筈がない」と思っていました。そのプライドが、いつの災厄の時も私…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第581回 一つの出逢いが一人の人間の生き方に、大きな影響を与えることがあります。一期一会と思って、真剣に向き合いましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第580回 ああなりたい、こうしたいと思って努力してもどうにもならない時には、これが世の中だと思って時の経つのをじっと待ちましょう。過ぎゆく時と共に世の中の不条理も必ず変わります。…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第579回 人間が寂しいと思うのは、自分が求められていないと感じた時です。だから、まず、だれかの役に立ちたい、誰かを幸せにしたいと思い、実行しましょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユー…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第578回 家が流され、物はなくなっても、身体が残れば心は残ります。人生にとって一番大切なものは目に見えない心、神、仏なのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第577回 「人の世は好事ばかりにて立ち往くものには非(あら)ず 地震、雷、火事、大水、種々の災変も皆人の世に備わりし事」。江戸後期の天台僧、慧澄(えちょう)の言葉です。 昨年、3…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第576回 人間、相思相愛の状態などほんの一瞬あるかないかです。どちらかの愛の熱度が高ければ一方は低い。男女の愛はシーソーのように必ず上下しているのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユ…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第575回 痛みや苦しみ、悲しみというものを忘れる能力も、人間には与えられています。時が薬になって忘れさせてくれるのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第574回 出家して二年目の春浅い三月、私は姉と二人で、四国遍路の第一番から歩き始めました。姉はその時、二番に行く途中で歩けなくなり、車で帰りました。それが、腸にできていたガンのせ…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第573回 さいわい災難に遭わなかった人は、自分がいいことをしたからじゃないんです。たまたま遭わなかっただけです。だから、自分に代わって災難に遭った人の苦しみを自分のことのように想…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第572回 生きるとは、自分の存在が誰かの役に立ち、他者を幸福にすることです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『いのち』 瀬戸内寂聴 講談社刊 定価:1,…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第571回 人間は、生まれた時から心を一つ持たされています。心がこの世の苦しみも、幸福感や喜びも感じるのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『いのち』 …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第570回 人生を生ききるには、まず無理をしない、そして慌てずゆっくり、自分を労(いた)わること。それが長命の秘訣です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第569回 人は死ぬために生まれ、別れるために出逢い、憎みあうために愛しあう。それでもこの世は生きる価値があり、すべての出逢いは神秘で美しく、愛はかけがえのない喜びをはらんでいます…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第568回 「愛」とは相手の心を想像すること、そして思いやることです。想像力イコール思いやりイコール愛です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『いのち』 瀬…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第567回 自由に生きたらいいのです。たとえ失敗しても、したいことができたなら、それでいいじゃないですか。最後の日に後悔しないように、やりたいことは挑戦しましょう。 瀬戸内寂聴 撮…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第566回 「他人の過ちは見つけやすいが、自分の過ちは見えにくい。他人の過ちはもみ殻を吹き飛ばすように吹聴(ふいちょう)するのに、自分の過ちは隠してしまう」。人間の弱さをズバリ突い…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第565回 欲望は人を幸せにしません。「もうこれで結構です」という気持ちになって、本当に足りない人に残りを分けるような、ゆとりのある心を持ちたいものです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユ…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第564回 今、悲しみや悩みを抱いている人は、今日ここに置いてしまいましょう。観音さまがその悲しみや苦しみを全部消してくださいます。ですから、今日からまた明るく、明日に向かって生き…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第563回 あらゆる人間には、仏性が生まれながらに備(そな)わっていると仏教では説いています。「一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)」という思想です。悪を犯すのも…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第562回 理不尽なことが多い穢土(えど)に住んでいる以上、私たちは怒りを鎮める努力をしなければなりません。読経や写経、巡礼、坐禅など、自分にできることからやってみましょう。 瀬戸…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第561回 悪事が積み重なれば、そのまま自分の苦しみとなって積み重なります。悪いことをした者は、生きていても命が死んでいるのと同じなのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第560回 大きな不幸が押し寄せてきても、絶対に同じ状態は続きません。「生々流転(せいせいるてん)」なのです。すべてのことは時間とともに移りゆきます。だから安心してください。 瀬戸…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第559回 世の中には理不尽なことや不条理なことがたくさん起こります。そのたびに慌てふためいてキーキー怒らず、これが世の中だと思って、時間が経つのをじいっと待ちましょう。 瀬戸内寂…
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第558回 相手の立場が見えたら、相手に同情の気持ちがおこり、慈悲心が生まれます。 慈悲心がおこれば争いがなくなるのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 …
【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第557回 あなたの奉仕を待っている人が必ずいます。その為に私たちは命を与えられているのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 《瀬戸内寂聴 新刊情報》 『いのち』 瀬戸内寂聴 講談…