昨日、三浦知良との契約が完了したことを横浜FCが発表しました。
背番号11に人一倍、こだわるカズは今年も、1月11日11時11分に更新しました。1986年ブラジルでプロデビューをしてから、32年目のシーズンがスタートします。
トレーナーなどを帯同して自身はグアム島で自主トレの真っ最中です。
「体力には限界があっても、脳には限界はない」
と語っています。
50歳のプロ選手といえば、世界では明確な記録が残されているわけではありません。一流と呼ばれるレベルでは、第1回バロンドールを受賞するなど活躍し、50歳で引退した英国の故スタンリー・マシューズさんが最年長選手といわれています。でも、ウルグアイでは昨年、2部のカナディアンズと54歳で契約した、ロベルト・カルモナがいる。
カズも、
「56歳の選手だっているらしい。年齢は関係ないし、気にしていない」
と漏らしていました。
とは言うものの、周囲は50歳のJリーガー誕生を前に祝福モード一色。2月26日はカズの誕生日です。この日、J2が開幕するのは表向き、偶然のようですが、リーグ側がそれなりの敬意をはらってのものだと関係者は話している。
また、11チームが参加して総当たりで行われる、オープン戦、ニューイヤーカップでも横浜FCが参戦するのは、カズ効果を狙ってのものでしょう。
チームは1月15日、始動しますが、カズはこの日は不在。昨年12月、そして年明けと計2回、グアムでトレーニングを行うからです。キャリアを重ねれば重ねるほど、入念な準備が必要なのは、イチロー同様です。
昨シーズンは中盤以降、右足首痛のために満足な状況ではなかった。しかし、天皇杯を含め20試合に出場して、2得点。比較するのは適当ではないかもしれませんが、15-16年シーズン、本田もACミランで2得点でした。
そんなカズに触発されたのでしょうか。中山雅史も今季からJ3へ参入する沼津で現役復帰。こちらも9月で50歳を迎えます。
カズが強く願っているのは、個人ではなく、あくまでもチームのJ1昇格。その上で得点を取ること。ちなみに、J1最年長得点記録は、ジーコの41歳3カ月12日。神様を超えることが、キング、究極の目標です。
1月12日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」