おいしい緑茶は合組(ごうぐみ)から生まれます!【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】

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こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・び・ふ・へ・ほ」です。

一杯ずつ丁寧に入れるおいしいコーヒー店が人気の昨今、入れ方や茶器にもこだわった日本茶専門店も誕生しています。今、コーヒーではなく、日本茶に熱い視線を送る人が増えているようです。

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そこで今日は、お茶をより楽しむために、お茶作りの中で重要な工程と言われる合組(ごうぐみ)について学びたいと思います。
合組とは簡単に言うとブレンドのこと。産地や品種が違う様々な茶葉の特徴をうまく生かしながら組み合わせることを合組と言い、おいしい緑茶に仕上げるのになくてはならない作業だと言います。
ひとつの茶園の一種類の茶葉から作られるお茶もありますが、多くが合組によって単一の茶葉にはない味や香りを引き出し、その店、その業者ならではの味が生まれるのだそうです。
混ぜるのは7~8種類、14~15種類など、お茶によって異なり、もちろん、それを任されるのは長年の経験を積んだプロの茶匠ですが、最近の日本茶専門店では合組を体験できるサービスもあるようです。

<ユイカの感想>

今日の感想を「は・び・ふ・へ・ほ」で言うと、「ほほ~」。

合組、新しい言葉を覚えました。みなさん知っていましたか? お茶は一種類かと思っていました。
以前、ドラマでお茶屋の娘をやったことがあります。その時に、お茶の葉を摘んで手で揉むという作業をしたのですが、ブレンドした記憶はありません。ブレンドをしている茶匠を見かけた記憶もないので、初めて知りました。
手揉み茶というのは普通のお茶とは違って、お茶のスッキリ感とかなく、出汁の汁みたいな味がして、「これがお茶?」という感じだったのですが、たいそう栄養成分が多く、しかも市場に出回らないくらい貴重なもので、ありがたく飲みました。しかもそれを体験できるサービスも最近の日本茶専門店ではあるということです。

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世界初のハンドドリップ日本茶専門店「東京茶寮」HPより

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世界初のハンドドリップ日本茶専門店「東京茶寮」HPより

1月に東京の三軒茶屋にオープンしたのが日本茶専門店「東京茶寮」。ここは独自に開発された日本茶専門のドリップを使用していて希少な茶葉もあり、お湯の温度を変えた飲み比べメニューもあるそうです。
合組、みなさん覚えましたか? 私も次に日本茶をいただく時はそのブレン具合も注目してみたいなと思いました。

(2月21日放送分より)

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『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~

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