2/27(月)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!③
都議会のドン内田茂引退!どうなる都議選?
7:10~やじうまニュースネットワーク:コメンテーター須田慎一郎(ジャーナリスト)
内田茂都議会議員が引退表明
自民党東京都連の前の幹事長、内田茂都議会議員が、7月の都議会選には出馬せず、議員を引退する意向を表明しました。内田氏は、東京都の小池知事が“都議会のドン”と指摘し対決していた、象徴的な存在でした。
高嶋)世間では「ぶっ飛ばされた」なんて言いますけれども、最初からそのつもりだったという話もありますしね。その辺りの経過を、お願いします。
畑中)都議会のドンの引退表明ですが、自民党の千代田総支部の会合で明らかにされました。先の千代田区長選挙の推薦候補者が大敗したことで、まずは謝罪をして、引退の意向を表明したものです。理由としては恒例と健康上の理由を挙げて、一昨年の暮れには、決断していたと、こう話しています。内田氏の引退については、小池都知事がこのようなコメントをしています。
小池都知事(録音):都議会も随分と新しい波が押し寄せてきていると。多くの方々がお感じになっていらっしゃるのではないでしょうか。これからの新しい都政づくりに、私は新しい都知事として頑張っていきたいと思っております。
高嶋)これによって都議選の行方は、ますます混沌としてきたという事は間違いなさそうですね。
畑中)現在自民党が57。都民ファーストの会が5というような勢力地図がどうなるのか、ということになりますね。
大きく変わる派閥情勢
高嶋)小池塾から64人、擁立するのではないかとか、候補者は『美人』『若い』『高学歴』、
そういう人に集中的に立候補させるのではないかなどと言われていますが、現状はどうですか?須田)今回の内田都議の引退によって、いわゆる『内田一派』が総崩れになったわけです。そうすると都議会自民党の方も、若干、色合いが変わってくるかもしれません。つまり小池都知事に協力する流れになる可能性もあります。そうなった場合、あえてリスクを冒して候補者を擁立する必要がなくなってくると言えるのではないでしょうか。
高嶋)小池百合子さんが初登頂の時、出迎えた都議は3人でした。それが今ではもう雪崩を打って、7月2日に当選するために、小池さんの言うことは何でも聞いてしまおう、というような気配になっていますね。
豊洲移転問題、誰が東京ガスに便宜を図ったのか?
高嶋)もう一つ伺いたいのは石原慎太郎さんについてです。テレビのニュース映像などを見ていると、かなりカリカリしているように見えます。記者会見はいつ行うのでしょうか?
畑中)今週の3月3日です。小池知事の会見が午後2時からですので、少し時間をずらすのではないかと言われています。
須田)自分が都知事になったときにはもう豊洲への移転は決まっていたということを言われている。そしてもう一人、石原知事と並んで、恐らく百条委員会で出てくるであろうと言われている浜渦元副知事も便宜を図ったつもりはないということを言っている。では、「いったい誰が東京ガスに対して便宜を図ったのか?」というところの疑惑解明が進むのかというところが一つポイントになってくるでしょう。
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