『地サイダー』とは、その地域の農産物やお水などを活用して、地域性や話題性をアピールして、開発や商品化された炭酸飲料のことです。
北は北海道から南は沖縄まで、様々な『地サイダー』があります。
例えば東京ですと『トーキョーサイダー』。
墨田区にあります『丸源(まるげん)飲料』さんの製品で、墨田区だけの限定販売だそうです。
元々、戦後に愛されていた『トーキョーサイダー』を完全に復刻させたものです。
『オリジナルバージョン』の他に『スカイツリーバージョン』というのもあります。
北海道には『北海道昆布サイダー』というのがありまして、亀田郡の『小原(おばら)』さんという会社の製品です。
北海道産の昆布を使った”町おこしサイダー”です。
商品の説明を見ますと『昆布特有のトロリとした食感が楽しめる弱炭酸のサイダー』とあります。
瓶のラベル全体に、北海道と海の中に漂う昆布が描かれています。
そして沖縄には『宮古島サイダー』。
宮古島の海の恵、真っ白なパウダー状のお塩『雪塩(ゆきしお)』を使ったサイダーで、“ちょっぴり宮古島の海の味”がするそうです。
こちらは“道の駅”ならぬ『島の駅みやこ』などで販売されています。
こうした全国の『地サイダー』の情報は、『全国清涼飲料工業会』のホームページでご覧頂けます。
■杏樹の感想
『トーキョーサイダー』の『スカイツリーバージョン』を飲んだこと、あります。
でも、それが地サイダーとは知らず、今回初めて知りました(汗)
サイダーは子供の頃からあって、とても身近な飲み物ですが、様々な歴史や豆知識があることを知って、勉強になりました。
今度、お仕事などで地方に行った時、ぜひその土地の地サイダーを飲んでみたいと思います。
(2017/3/31放送分より)
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