サイダーの歴史
サイダーとは
語源はフランス語の『シードル』
“シュワシュワするクチあたりの飲み物”『サイダー』についてです。
『サイダー』は、炭酸水に香料やお砂糖などを加えた清涼飲料です。
『サイダー』を英語で書くと“CIDER”これはフランス語の『シードル(CIDRE)』が語源で、“リンゴ酒”の意味です。
本来は『サイダー』とは『リンゴ酒』を表すものですが、日本では“透明な甘い炭酸飲料”のことを『サイダー』と呼んでいます。
アメリカでは『ソーダ』
アメリカなどでは『サイダー』ではなく、『ソーダ』と呼びます。
名前の由来
『サイダー』は香料の名前から
『サイダー』という名前が付いた由来ですが、明治時代、現在の『三ツ矢サイダー』さんが、サイダーの製造と販売を始めた時『サイダーフレーバーエッセンス』という香料を使っていることと、『サイダー』という名前の響きが覚えやすかったことから、ソーダのことを『サイダー』と呼ぶようになったそうです。
ラムネの歴史
日本に初めて炭酸飲料が伝わって来たのは1853年
『サイダー』と同じ炭酸飲料に『ラムネ』があります。
日本に初めて炭酸飲料が伝わって来たのは、幕末の1853年。
ペリーの黒船が『炭酸レモネード』という飲み物を運んで来ました。
『レモネード』が『ラムネ』に
この『レモネード』という名前が、やがて『ラムネ』になったそうです。
現在では『レモネード』は“レモンの果汁にシロップなどを入れて、お水やお湯で割った飲み物”のこと指しますが、『ラムネ』という名前は『レモネード』が語源です。
ラムネとサイダーの違い
現在では“透明な甘い炭酸飲料”を『ラムネ玉』と呼ばれるビー玉で栓をしているものが『ラムネ』で、王冠やスクリューキャップを使っているものを『サイダー』と呼んでいます。
(2017/3/27放送分より)
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