(左)カシオ スタンダード電卓 時間・税計算 ジャストタイプ 12桁 JF-120GT-N / (右)シャープ 実務電卓 セミデスクトップタイプ CS-S952X (amazonより)
アルファベットのボタンの機能一覧
電卓には数字や『+(プラス)』『-(マイナス)』といった『数学記号』の他に、アルファベットのボタンがあります。
普段はなかなか使いませんが、その意味を知っているだけで、もっと計算を速く、簡単にすることが出来るそうです。
『M』は『メモリー機能』
例えば『M』というボタンは、『メモリー機能』です。
これを使うと途中でメモを取ることなく、複数の計算が出来ます。
『M+』は直前の数値または計算結果をメモリーに足す
同じ『メモリー』でも『M+(メモリープラス)』は“直前の数値、または計算結果をメモリーに足す時”に押します。
『M-』は直前の数値または計算結果をメモリーから引く
『M-(メモリーマイナス)』は“直前の数値、または計算結果をメモリーから引く時”に押します。『MR(メモリーリコール)』は“これまでのメモリー計算の結果”を呼び出します。『RM(リコールメモリー)』も同じです。
『MC(メモリークリア)』『CM(クリアメモリー)』は、“これまでのメモリー計算の結果”をクリアします。
『C』は機種やメーカーによって機能が違う
ここまでは、どこのメーカーさんの電卓も同じですが、『C』が付くボタンは、機種やメーカーさんによって機能が違います。
『AC』『CA』はメモリーを含めた全てを消去
例えば『カシオ』さんの電卓の『AC』。これは『オールクリア』です。
“メモリーを含めた、全てを消去”します。
『カシオ』さん以外の電卓の場合、『CA(クリアオール)』と表示されています。
『C』『CE』『CI』は直前に入力した数値を消去
“メモリー以外を消去”する時に使うボタンは『カシオ』さんの電卓の場合、『AC』を使いますが、他のメーカーさんの電卓は『C』です。
そして“直前に入力した数値を消去”する時に使うボタンは『カシオ』さんの電卓の場合、『C』です。
これが他のメーカーさんの電卓ですと、『CE(クリアエントリー)』または『CI(クリアインプット)』です。
(2017/3/23放送分より)
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