『日本オリーブ協会』さんによりますと、オリーブオイルは身体にとても良いと言われる『脂肪酸』で出来ているそうです。
その中でも、一番多く含まれるのは『オレイン酸』です。
『オレイン酸』には『悪玉コレステロール』を減らして、『善玉コレステロール』は保ってくれるという働きをしてくれます。
『悪玉コレステロール』は、動脈硬化の原因にもなるとも言われ、これを減らすことで、生活習慣病の予防に繋がるとされています。

さらに、人間の体内では作ることが出来ない『必須脂肪酸』の『リノール酸』と『アルファ・リノレン酸』も適度に含まれています。
『リノール酸』には、血液中のコレステロールを下げる働きがあると言われています。
『アルファ・リノレン酸』は、血流の改善や動脈硬化の予防に効果的とされています。

さらに、オリーブオイルには『植物ステロール』が含まれています。
植物の持つ健康成分で、細胞膜を健全に保つ働きがあって、全ての生物に必要な物質です。
コレステロールの吸収を抑えてくれる働きがあります。
他にも、活性酸素の働きを抑える”抗酸化物質”としてその働きが期待されている『ポリフェノール』なども含まれています。

さらに、オリーブオイルの『アロマ成分』は消化に良い影響を与えてくれるそうです。
特に良質な『エクストラバージン・オリーブオイル』の『アロマ成分』には、消化を促す働きが大きいとされているそうです。

■杏樹の感想　

私は緑色の浅漬けのオリーブが大好きで、晩秋の頃に出荷される、小豆島のオリーブの浅漬けを毎年とても楽しみにしています。頂くと1回でひと袋、食べてしまいます(笑)
私は全ての油料理にオリーブオイルを使っていて、和食にも使いますが、意外に合いますので興味がある方はお試しになってみてはいかがでしょうか。
オリーブオイルは栄養分が優れていますが、それでも摂り過ぎないように、適度の量をご利用下さいネ。

(2017/3/17放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング　鈴木杏樹のいってらっしゃい

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