そのまま頂いたり、オイルをお料理に使ったりと、何かと重宝しています。
『オリーブ』についてです。
オリーブは『モクセイ科』の植物です。
地中海沿岸地方が原産で、世界各地の暖かく乾燥した地方で栽培されています。
オリーブの葉の化石を調べると、何万年も前から存在していたことが分かっているそうです。
さらに5000年前から6000年前には、既にオリーブの栽培が始まっていて、その後、世界に広まっていきました。
そんなオリーブですが、栽培されている種類だけでも2,000種類以上もあるそうです。
最も生産量が多いとされるスペインでは、270以上の品種が登録されています。
オリーブの実は主に、10月から11月下旬が収穫期だそうです。
収穫期が近くなったオリーブの実は、最初は“オリーブグリーン”と呼ばれる、明るい緑色をしています。
その後、黄色⇒赤⇒紫と変わり、最終的には黒っぽい色をした『ブラックオリーブ』になります。
“オリーブの成熟度”は、8つの段階の色の基準によって収穫するタイミングを判断するそうです。
オリーブは成熟度によって、果肉の柔らかさや油を含む量、栄養素が変わるそうなので、使い道に合わせて収穫時期を変える必要があるそうです。
例えば、果実の美味しさそのものを味わうには皮の色が黄緑色から赤紫色が良くて、赤紫色が濃くなってくると、オリーブオイルにピッタリです。
最も色が黒っぽくなると完熟状態で『エキストラバージン・オリーブオイル』の原料になるそうです。
(2017/3/13放送分より)
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