1824年に初めて作られた風船とは?

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1850年ごろの研究室で作業中のファラデー。作者の Harriet Jane Moore はファラデーの生活を水彩画で描いた(マイケル・ファラデー-Wikipediaより)

ゴム風船の歴史ですが、古くは動物の腸や膀胱をふくらませて風船にしていた、という記録があるそうです。最初のゴム風船は1824年、イギリスの物理学者であるマイケル・ファラデーさんが作ったとされています。

ファラデーさんは水素の研究中に、2枚のシート状のゴムを重ね合わせて袋にし、そこに水素を入れて風船を作り、宙に浮かべたそうです。

翌1825年には「ゴムの父」と呼ばれたイギリスのトーマス・ハンコックさんが、風船作りの『キット』の製造を始めたことによって、風船が市販されるようになりました。

日本では幕末の1857年、大阪でイギリス人の方が風船をふくらませて売っていたという記録が残っています。当時のゴム風船のゴムはとても厚みがあったため、専用の器具でないとふくらませることができなかったそうです。

ゴム風船は明治時代末には国産化されて、大正時代には輸出もされていたそうです。当時のゴム風船は、固まっている天然ゴムをガソリンで溶かし、液状に戻してから型に入れて作っていたそうです。そのため現在のゴム風船と比べると硬く、品質もあまりよくなかったそうです。

その後、ゴム風船の原料としてのラテックスが開発され、日本にも輸入されたことから、昭和になると日本でもラテックスでできたゴム風船が作られるようになったそうです。

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