献血後の血液量はどのくらいで回復するのか?
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そもそも『献血』とは
1964年に確立した『輸血医療』
1964年(昭和39年)8月21日、政府は『輸血用の血液を献血によって確保する体制を確立』することを決定しました。
この決定によって、“安全な血液製剤を安定的に患者のもとへ届ける”という、現在の輸血医療が確立されました。
この輸血医療を支えているのは、私たちの献血です。
日本人の血液量は体重の1/13
日本人の大人の血液量は、平均すると体重1キロにつき、約80mlと言われています。
これは体重の約1/13にあたります。
献血の場合、全体の血液の量の12%までは、医学的に問題ないとされています。実際、お願いしている献血の量は安全なものだそうです。
血液の成分が回復する速さは
献血後の血液の量は、水分を摂ることで短い時間で回復するそうです。
血液の成分が回復する速さですが、その成分や個人差によって異なります。
目安として、血しょうの成分は約2日、血小板の成分が4日~5日、赤血球は2週間~3週間で回復するそうです。
献血の種類によって次回の献血日数が決まる
それでも、献血していただく方の安全を最大限に守るために、血液の成分が完全に回復するまでの期間を考慮して、それぞれの献血の種類によって次回の献血日数を定めています。
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