世界で最も透明度が高い海「サルガッソー海」
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大西洋にある『サルガッソー海』
大西洋とは
地球の表面の1/6
大西洋は南米大陸、北米大陸、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸との間にある大きな海です。
太平洋に次ぐ広さで、地球の表面の約1/6を占めています。
太平洋と同じように、赤道を境にして北大西洋と南大西洋に分けられます。
平均の深さは約3900m。最も深い所はプエルトリコ海溝で、約8600mです。
名前の由来は
大西洋は英語で『Atlantic Ocean』ですが、名前の由来については諸説あります。
例えば、ギリシャ神話に登場する巨人の神様、『アトラス』から来たとする説。
アトラスはオリンポスの神々との戦いに敗れたあと、世界の西の果てで、天空を両方の肩で支え続けるという罰を受けます。そのアトラスにちなんで『Atlantic Ocean』と名付けたとする説です。
他にも、地震のために一夜で海のなかに沈んでしまった伝説上の王国『アトランティス』にちなんで、『Atlantic Ocean』と名付けた…という説があります。
北米大陸とアフリカ大陸の間にある『サルガッソー海』
透明度は66.5m
大西洋には、世界で最も透明度が高いとされる海があります。
それは北米大陸とアフリカ大陸の間、北大西洋にある『サルガッソー海』です。
透明度が66.5mとも言われており、エメラルドグリーンの海の上に、まるで船が浮かんでいるように見えます。
ウナギの産卵場としても有名
サルガッソー海は、ヨーロッパウナギやアメリカウナギの産卵場としても知られています。
他の海と比べて水温と塩分が高いことから、プランクトンや魚が少なく、逆に海藻が多いためウナギの産卵場として最適だそうです。
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