“世界に誇れる日本製の計算機”の始まりは?【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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1957年(昭和32年)、発明家・樫尾俊雄(かしお・としお)さんが兄弟4人で世界初の小型の電気式計算機『14-A』を開発しました。
電気だけで動く、初めての小型計算機です。
この樫尾さんご兄弟が作られた会社が『カシオ計算機』です。
これが“世界に誇れる日本製の計算機”の歴史の始まりです。

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カシオ リレー式計算機 14-A(国立科学博物館の展示)(wikipediaより)

1963年(昭和38年)、イギリスで小型化した電子計算機『アニタ』が発表されました。
それまでの計算機はとても大きなものでしたが、『アニタ』の誕生をキッカケに机の上に乗るまでに小さくなりました。
その後、この計算機は『電子式卓上計算機』と呼ばれ、略して『電卓』と呼ばれるようになりました。

そして1964年(昭和39年)には、現在の『シャープ』さんが世界で初めての『トランジスタ電卓』を発売しました。
大卒の初任給がおよそ2万円の時代に、この『トランジスタ電卓』は53万5,000円もしたそうです。さらに重さは25キロもありました。

その後、トランジスタよりもさらに優秀な頭脳を持った『IC』や『LSI』が開発されると、電卓を作るメーカーさんで激しい競争が起こるようになりました。
それでもまだお値段は、3万円から5万円で、一般家庭には手が届かない高価なものでした。

そんな中、1972年(昭和47年)には『カシオ』さんが1万2,800円という格安のお値段の電卓『カシオミニ』を発売しました。
サイズもそれまでの電卓の1/4以下の大きさで、1,000万台を超える爆発的なヒットを記録しました。
これをキッカケに、電卓は一般的な生活用具になりました。

(2017/3/21放送分より)

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