大人が競い合うもう1つの甲子園が、幕張メッセにて開催!

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5月17日(水)、千葉県の幕張メッセで行われた『第1回コバック車検甲子園』。このイベントは、車検でおなじみのコバックの各店舗を代表する技術者たちが、車検の技術や接客などを競い合うというもの。全国から精鋭たちが集まり、互いのプライドを賭けて競い合い、会場には1000人を超える来場者が訪れ、白熱の戦いを共に見守り、声援をおくりました。

大人が競い合うもう1つの甲子園が、幕張メッセにて開催!

競技は、全部で3種目。最初に行われたのは『車検予約受付競技』。車検を予約する際の、お客様に対する説明や、笑顔、ジェスチャー、言葉遣いなど競うというものです。

大人が競い合うもう1つの甲子園が、幕張メッセにて開催!

続いては、『現車プレゼンテーション競技』。実際の車検同様の状況の中で、重要な箇所を正しい順序で説明し、いかに分かりやすく伝えられるかが求められる。審査員の目が厳しく光る中でも、出場者たちは笑顔を忘れずに接客し、終えると周りから拍手が巻き起こりました。

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最後に行われた『24ヶ月点検競技』は、車検CDとメカニックが2人1組となって車の点検を行う。作業の正確性や安全性、効率の良さなどが重要であるほか、ペア競技ということで、2人のコンビネーションもポイントとなる。開始前までは、仲間と喋ったり写真を撮ったりと楽しげな空気が漂っていたが、いざ始まると出場者たちの表情は真剣そのもの。互いに声を掛け合いながら、競技に取り組んでいる姿が印象的でした。

大人が競い合うもう1つの甲子園が、幕張メッセにて開催!

allnightnippon.com編集部では、大会を主催する株式会社コバックの小林秀行常務取締役に、このイベントの狙いや想いを伺いました。

編集部:今回、『第1回コバック車検甲子園』を開催されることになったきっかけはなんですか?

小林:元々十数年前から企画は上がってたんですが、コバックのレベルを高めていくためには、これを実現化させていくことが必要だということで、この度行うことになりました。

編集部:開催の目的は何ですか?

小林:普通に仕事をしていると、スタッフたちも、毎日同じことの繰り返しになってしまうんです。しかし、こういう大会があると、それによって目標を持てますよね。次はあの大会の代表になろうとか、それが目標になって、モチベーション上げて働ける環境が作れます。高校球児が甲子園を目指すが如く、それに向けて頑張っていく。そして結果としてお客様に喜ばれて、コバックの目標である「車検地域No.1を実現する」ことを目指していけると考えています。

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編集部:3種目行われていますが、審査のポイントは?

小林:必ず伝えていかなければいけないことは、ちゃんと伝えるということですね。あとは伝え方、表情だったり声のトーンだったり間の取り方だったり、そういう技術の面と態度の面と両面から審査しています。特にお客様は態度の面のほうが印象に残るので、そういうところを重視しています。

編集部:第2回以降も開催していく予定ですか?

小林:はい。今回はベーシックの部分でやりましたが、もっともっとレベルを上げていきたいです。応用編ということで、突発的なことに対応できるようにしていけば、もっとスキルが上がっていくと思います。例えば、お客様がお怒りの場合にどう対応するかとか、いろいろなことが考えられます。自分たちが考え行動して、お客様に満足を提供していく仕組みづくりをしていきたいですね。

編集部:ありがとうございました。

大人が競い合うもう1つの甲子園が、幕張メッセにて開催!

1日がかりのこのイベントは、予選・決勝と進み、最後は表彰式へ。各競技の1位から4位が発表されると、拍手と歓声に包まれながら対象者がステージへと登壇。賞状、トロフィー、賞金が手渡されると、それぞれが満足気な表情で喜びの声を語り、周りの仲間たちは一斉に拍手を送りました。

大人が競い合うもう1つの甲子園が、幕張メッセにて開催!

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閉会式で総評を語った、株式会社コバックの小林憲司代表取締役社長は、「8000万台を超える数の車が走っている今、自動車整備の仕事の重要さを皆さまにお見せできて良かったです。」と感謝の気持ちを伝えました。

愛車と寄り添っていくための車検。快適なカーライフを支える人たちの汗と笑顔が印象的なイベントは、大盛況で幕を下ろしました。

文:allnightnippon.com 編集部 高野光一
写真:allnightnippon.com 編集長 長浜純

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