民進党に深い傷を残した山尾議員の不倫問題
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9/13(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①
民進党の危機管理の甘さが浮き彫りに
6:32~ニュースやじうま総研!ズバリ言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)
山尾議員の不倫問題~“文春砲”にはまだ隠し玉がある可能性も?
先週木曜日に発売された週刊文春に掲載された、まさに“文春砲”直撃の形となった民進党の山尾志桜里議員の不倫問題。山尾議員は記者会見にて不倫の事実を否定、民進党への離党届の提出などを述べましたが、記者団の質問時間は設けず会見の場を後にしました。一連の問題について、ジャーナリストの鈴木哲夫氏は民進党の危機管理の甘さについて言及します。
高嶋)民進党は未だに山尾志桜里問題が尾を引いています。山尾志桜里さんは多分不倫をしたのだと思うのですよ。夜中でも早朝でも家には帰っているでしょう。要するに、家庭を壊す気の無い人は不倫をしていても家に帰るというのですよね。どんなに遅くなっても、家に1時間しかいられなくても必ず帰ると。それが本気で惚れてしまうと家には帰らないらしいです。その辺を考えると山尾志桜里さんも妻でありママでありみたいな、やや切ないようなところもありますよね。
鈴木)そこまで家庭を壊す気は無かったということですね。本人は男女の関係は無かったと否定をしていますが、週刊文春にスクープをされて、民進党の危機管理の弱さが今回も出ているなと私は思います。
週刊文春も1回だけ報道して「はい終わりですよ」ということは無いですよ。覚悟を持って取材をして勝負をかけているわけですから。山尾さんの方も会見への対応などを見ていると続報があるかどうか様子を見ているような感じもします。
党内で女性議員として大きく注目されていた山尾議員 今回の問題は民進党自体に深い傷を残した鈴木)会見で記者の質問を受けないでサッと出て行ったことで、一層質が悪く見られてしまいますよね。その辺も危機管理ができていなかったなと僕は思います。
山尾さんは一応民進党の中では女性の問題や子育ての問題を含めて去年頃から相当期待されていましたから。一時は蓮舫さんと山尾さんと辻本清美さんの3人が「女性の党にしよう」くらいの勢いがあったのですよ。ところが、蓮舫さんが代表で崩れたでしょう、そして山尾さんも崩れた。そういうことを考えると、山尾さん個人の問題というよりは民進党が負った傷は非常に大きいですね。高嶋)前原代表は未だに山尾さんに対しては大変な未練を持っていて、愛知7区も、本当なら離党があって総選挙になったらそこに民進党の候補を立てるべきですけど、そこには立てないと言ったとか言わないとか、そんな噂も流れていますよね。
鈴木)可能性を残しておこうということでしょうけどね。選挙では原発反対を訴えて、支援者がいなくても戦ったというような、そういう肝が据わっているというか。攻めているときは強かったのでしょうけど、今守りに回ったときに初めて試されているような感じはありますよね。
高嶋)夕刊紙によると「女性議員に匿わせている」なんていう記事もありますよね。
鈴木)地元には帰っていないようですね。
高嶋)まあでも、豊田真由子議員とどっちが罪深いですかね?
鈴木)比較はなかなか難しいですけど、ただやはり政党が負った傷は山尾さんの方が大きいでしょうね。自民党はこの辺は離党にスッと持って行ったり裏で動いたりいろいろとしたたかに危機管理をしていくでしょう。民進党が負った傷はやはり大きいかなと思いますね。前原さんがそれをどう跳ね返すのか。
高嶋ひでたけのあさラジ!
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