日本発祥『駅伝』のルーツは飛脚だった

By -  公開:  更新:

ルーツは飛脚? 駅伝とは何かや、 駅伝の歴史を解説

駅伝とは「数人が長距離をリレー形式で走り抜ける競技」

駅伝。駅伝競走の国際名称はRoad relay。数人が長距離をリレー形式で走り抜ける競技です。

国際名称が英語だと外国から伝わったように感じますが、"Marathon relay"とも"Ekiden"とも呼ばれます。日本語の響きそのままの英語表記。そうです、駅伝は日本発祥の競技なのです。

駅伝の歴史は、1917年にはじまった

最初の駅伝は、東京奠都(とうきょうてんと)50周年記念として讀賣新聞社会部長・土岐善麿の発案で同社が主催した「東海道駅伝徒歩競走」。 1917年4月27日のことです。

京都の三条大橋から東京の上野不忍池までの23区間、約508kmを昼夜問わず走り抜けました。今でも三条大橋と不忍池には、それぞれ「駅伝発祥の地」の碑があります。

駅伝のルーツは、江戸時代の飛脚だったという説がある

そんな駅伝、そのルーツは飛脚だったと言われています。

飛脚は数人でバトンタッチして走り、情報をいち早く伝えていた

江戸時代、参勤交代の頃に日本の街道が整備されました。街道文化の中で、情報をいち早く伝えるために活躍したのが飛脚。飛脚は長い区間、ひとりで走りきるのではなく数人でバトンタッチして、なるべく早く情報を届けました。これが駅伝の原点と言われています。

飛脚の「ナンバ走り」は現代には伝わっていない

歴史を紐解くと、律令制の時代から飛脚の仕事は存在しているのですが、失伝(後世に伝わらずなくなること)してしまったこともあります。それは飛脚走りと呼ばれる独特の走法「ナンバ走り」。体をひねらずに体力の消耗を抑えられる走法だったらしいのですが、いったいどんなフォームだったのでしょうね。

駅伝、やってみたくありませんか?そんな方にご紹介したいイベントがあります。

第58回長柄町一周駅伝大会(2017年イベント終了)

日本発祥『駅伝』のルーツは飛脚だった

初冬の里山や収穫の終わった田園を駆け抜ける長柄町一周駅伝は、全6区間・26.2kmのアップダウンのある、変化に富んだ タフなコースです。

長柄町青年団の活動の一環として昭和33年スタートした伝統のあるこの大会。悔しさや感動、笑いや涙など様々な歴史が刻まれ、今年で58回目の開催となります。

冬場のトレーニングの一環として、また、練習成果の確認やタイムチャレンジの場として、社会人チームや学生チーム、職場の同僚や友達同士でのご参加お待ちしています。特に女性チームのご参加大歓迎!開催は12月17日(日)、もちろん、雨天でも実施します。

紅葉の里山を横目に、人気のコースでタスキを繋ぎませんか。詳細や参加の申し込みは、長柄町駅伝大会事務局0475-35-3242、または長柄町一周駅伝のサイトをご覧ください。

第58回長柄町一周駅伝大会

第58回長柄町一周駅伝大会 駅伝コース(長柄町HPより)

第58回長柄町一周駅伝大会
日時 12月17日(日)雨天決行 10時スタート
会場 長柄町役場庁舎前(スタート・ゴール)
区間 6区間(26.2km)
チーム 1チーム最低6名
参加費 男子の部、女子の部ともに以下のとおりです。
中学生チーム:無料
町内一般チーム:無料
中・高校生チーム:2,000円
高校生チーム:2,000円
町外一般チーム:6,000円
※当日不参加の場合、参加費は返却できませんのでご了承ください。

申込方法 生涯学習課(長柄町公民館)にある参加申込書(下記からもダウンロード可能)に必要事項を記入のうえ、10月22日(日)までに郵送または持参してください。 詳しくは実施要項内「15 申込方法」を参照してください。

http://www.town.nagara.chiba.jp/info/ekiden.html

【ハロー千葉】

Page top