隣のアンドロメダ銀河まで光の速さでどれくらい?
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アンドロメダ銀河までの距離を解説。光速でどのくらいかかる?
アンドロメダ銀河までの距離は?
光年とは、光の速さで1年間に進んだ時の単位
宇宙で距離を表す時に使う「光年」。これは光の速さで、1年間(365.25日)進んだ時の単位です。
距離にして、約9.5兆km。果てしない数ですね。それもそのはず。光の速さはとてつもなくて、1秒間に地球を7回半回ることができる速さ。月から地球まで2秒もかかりません。
毎秒30万km。時速約10億8,000万km。よく「光の速さで」なんて表現しますけど、実際にはこんなに速いんです。
アンドロメダ銀河までの距離は、約250万光年
さて、私たちの天の川銀河の隣、アンドロメダ銀河へは光の速さでどれくらいかかるのでしょう。
地球から光速で行けたとしても、アンドロメダ銀河に着くまでには約250万年かかる
距離は、地球から約250万光年。つまり……光速で行けたとしても250万年もかかるんです!
一番近い銀河でもそんなにかかってしまうなんて。宇宙には現在わかっているだけでも2兆個もの銀河があるらしいので、他の2兆個は少なくとも250万年以上かかってしまう。私たちは観ることはできても触れられない、孤独な存在ですね。
約40億年以内に、天の川銀河とアンドロメダ銀河は合体してひとつの巨大銀河になると予測されている
ちなみに約40億年以内に、天の川銀河とアンドロメダ銀河はダンスをするように合体してひとつの巨大銀河になると予測されています。その名もミルコメダ。
宇宙の話をしていると神秘的な気持ちになりますね。そんな気持ちを盛り上げる“光の”イベントが開催されますのでご紹介します。
成田ゆめ牧場「光の体験牧場」(2017年イベント終了)
成田ゆめ牧場は11月3日文化の日、土日祝限定で冬季夜間営業を行います。光で遊ぶ、光で楽しむ「光の体験牧場」と題して、牧場がライトアップされますよ。
今年のメイン会場はあのトロッコ列車。普段はのんびりゴトゴト、ゆめ牧場内に設置された本物の線路を走るトロッコ列車が幻想的な「光のトロッコ」に大変身!
しかも、この列車は幻想的なだけでなく、とある物語を追体験できる「お話トロッコ」なんです。物語の主人公は、牧場に実在する双子の牛柄ヤギさん「ペペとポポ」。仲良し姉妹だけど、ある日事件が起こって…。そんな心温まる成田ゆめ牧場オリジナルストーリー『ふたご座の奇跡』を、なんとアニメ化して牧場内で放映します。
そのアニメをご覧頂いたあと「光のトロッコ」に乗車すると、物語に出てきたあの情景、この風景が、現実世界のものとしてご覧頂けるんです。冬の夜空に描かれる物語をぜひ体感してください!
夜間営業は11月3日からの土日祝と冬休み限定開催、詳細は成田ゆめ牧場のホームページをご覧ください。
光の体験牧場
11月3日(金)~1月8日(月)の土日祝・冬休み期間
夜間営業時間
11月の土曜・3日(祝):9時00分~19時30分(最終入場19時00分)
11月の日曜・23日(祝):9時00分~19時00分(最終入場18時30分)
12月の土曜・冬休み【12月28日(木)~1月7日(日)】:9時30分~19時30分(最終入場19時00分)
12月の日曜・1月8日(祝):9時30分~19時00分(最終入場18時30分)
点灯開始時間:日没次第
入場料金:大人700円 小人無料 犬無料 ※開催日の15時以降適用
【ハロー千葉】