黒いシミの正体は? これでバッチリ! 鏡のお手入れ方法
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『東京都 鏡商工業協同組合』のホームページには、鏡のメンテナンスについてのアドバイスが載っています。
鏡は私達の顔や姿を映すため、窓ガラスよりも汚れが気になります。普段のお手入れは“柔らかい乾いた布”で拭くと良いそうです。汚れが付いてしまった時は、窓ガラスと同じように市販のガラスクリーナーや中性洗剤などを使って拭いて、乾燥させます。その後、乾いた布で良く拭いて、常に乾燥した状態にすると良いそうです。
ひどい汚れを落したいからといって、シンナーやベンジンといった化学薬品を使って拭くことは絶対にしないでください・・・とのことです。これは鏡を傷めて、鏡の寿命を縮める原因になるからだそうです。またクレンザーやタワシなどを使うと、表面にキズをつける場合がありますので、これも避けた方が良いそうです。
洗面所やお風呂場などの鏡の“縁”の部分に、黒いシミが付いてしまうことがあります。鏡の反射する部分には、銀でメッキされた膜(銀膜)が使われています。この銀膜が空気中の水分や化学物質と反応すると、銀が酸化して、劣化してしまうそうです。それが黒いシミ状になって、現れるそうです。
これは鏡の構造上、発生を避けることが出来ないそうですが、日頃のお手入れによって、黒いシミの発生を遅らせることは可能だそうです。
特にお風呂場や洗面所の鏡は、湿気にさらされることが多いので要注意です。鏡に水分が付いた状態で放置しておくと、黒いシミの発生の原因になりますので、必ず拭き取ることが大切だそうです。
(2017/11/29放送分より)
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