鶴瓶の“バカラの陶器” 中井貴一が驚く値段とは?
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12月17日に放送された「鹿島プレゼンツ笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」には、俳優の中井貴一さんが登場した。鶴瓶さんとは「銀座ボンボン物語」で共演して以来の付き合いで、お互いに気兼ねなく話が出来る関係だという。
そんな中井貴一さんが主演を務めた映画「嘘八百」が2018年1月5日に公開となる。「嘘八百」は「幻の利休の器」をめぐって繰り広げられる、騙し騙されをコメディタッチで描いたもの。中井さんは、大物狙いで空振りばかりの古物商を演じている。この映画のキーはズバリ「利休の器」。つまり「骨董品」。
そこで鶴瓶さんは、バカラに頼んで“陶器のグラス”を作ってもらったという実物を持参し、中井さんに
「いくらやと思う?」
と鑑定を依頼。中井さんは、“バカラが作ったものだから・・・”と
「20万円くらい」
と予想。
正解は・・・
「700円ほどの、バカラとは一切関係のないもの」!
鶴瓶さんが最初に「バカラの」と言っただけで、グラスに“バカラ”という文字は入っていないし、唯一それを証明するのは、グラスが入っていたバカラの箱くらいのものだった。これには中井さんだけでなく番組スタッフ全員が鶴瓶さんに騙されていた。
まさに「嘘八百」とはそのような映画で、ブランドの価値が先行して評価されているこの時代を描いている。映画の中で、「利休の」と聞いただけで国宝級の器だと評価してしまったように、鶴瓶さんのグラスを持ってみた感じ、見た感じよりも「バカラの」と言われた言葉だけで高い値段を予想してしまった。
みんながまんまと騙されたと一人笑う鶴瓶さんと、少し悔しそうな中井さん。
それにしても鶴瓶さん、いい趣味をしている。
【鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶日曜日のそれ】
FM93AM1242ニッポン放送毎週日曜日 16:00-17:30
番組情報
鶴瓶とリスナーによるハプニング満載のがちんこ・ドキュメント・バラエティー。