手芸が織り成す物語の数々! キルトフェスティバルへ行ってみよう!

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第17回 東京国際キルトフェスティバル 布と針と糸の祭典 東京ドームシティ

第17回東京国際キルトフェスティバル ―布と針と糸の祭典―(東京ドームシティ公式サイトより)

今日ご紹介するのは、今週25日から7日間にわたり、東京ドームで開催される「東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-」です。

キルトとは、表の生地と裏の生地の間に薄い綿を入れ、重ねた状態で刺して縫う……つまり、“キルティング”したものを指し、現在日本で見られる定番のキルトは、1800年中盤のアメリカで全盛期を迎えたものですが、その元となったのはイギリスと言われています。

1600年、イギリスに貿易を行う東インド会社が設立。アジアの美しい布が手に入るようになり、裕福な貴婦人たちは何種類も集め、当時流行していたパッチワークにして、屋敷に飾り、人に見せることをステイタスにしていたのだとか。

そんな上流階級の楽しみから生まれたパッチワークが、やがてキルトに。いつしか手芸という枠を飛び越え、芸術としても一目置かれる存在になっていったそうです。

17回目となる今回のフェスティバルでは、キルト作家らが、「はらぺこあおむし」で知られる絵本作家エリック・カールの世界や、「若草物語」の世界を表現する企画をはじめ、出典ブースが200にもなる日本最大級のキルトマーケットもあるそうです。

<ユイカの感想>

キルトのイメージが変わりました。“キルト”と“パッチワーク”の違いが、そもそも分かってないかもしれないですね。

表と裏の2枚の布の間に、薄い綿状の布を挟んで縫っていくのがキルトで、パッチワークは、小さな端切れを縫い合わせていく。だから、どっちも合わさったものもあるってことですね。

「若草物語」の企画展の写真を見ると、女性が手を出していて、その手に男性がキスしています。これもキルトの世界なの? ステキ……実際にできているのを見たら感動するでしょうね。ステキです。完成までかなり時間がかかりそうです。物を作るということはやはり時間がかかります。

6年くらい前、スヌードを編もうと思って、マフラーを輪っか状にしてないヤツが、まだ家にあります(笑)。よく行くお店で、明後日から「スヌードづくり体験」のワークショップが始まるって聞いて、わたしがこのスヌードのトラウマを話したら、お店の人に「一緒にトラウマ、解消しましょう!」って誘われてしましました。いま行こうかどうしようか、迷っているところです。だって、けっこう時間かかるんですよ。丸1日、朝からやってお昼も挟んで……。

でも、リベンジしたいですね! このキルトをご紹介しながら、手芸のことを思い出してしまいました。

ということで、今日は色彩の芸術、キルトフェスティバルのご紹介でした。

(1/22日放送分より)

手芸が織り成す物語の数々! キルトフェスティバルへ行ってみよう!
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 15:36~ ABCラジオ14:54~

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