日本で最初にブーツを履いた人物はあの偉人!
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日本人で最初にブーツを履いたのは『坂本龍馬』
2つのブーツを履いていた写真が存在
“日本人で最初にブーツを履いた人”とは誰なのか? 実は『坂本龍馬』さんだそうです。
“新しモノ好き”として知られた龍馬さんですので、外国の方が履いていた『ブーツ』に興味を持つのも当然だったと考えられます。
実際に『ブーツ』を履いている写真が、現在2枚残っています。
1枚は『立っている姿』、もう1枚は『座っている姿』ですが、実はこの時、履いている『ブーツ』は違うものだと分かりました。
『立っている』写真のブーツは高杉晋作が送った?
『立っている姿』の写真で、龍馬さんが履いている『ブーツ』は先端の部分が破れて、そり上がっています。
この『ブーツ』は長州藩の高杉晋作さんから贈られたものだそうです。
『座っている』写真のブーツにある2つの説
『トーマス・グラバーから購入』説
それに対して、『座っている姿』の龍馬さんが履いている『ブーツ』ですが、これには2つの説があります。
1つめの説は、龍馬さんは幕末に商社『亀山社中(かめやましゃちゅう)』を作って、外国と貿易を始めました。
この時、後ろ盾になって支えてくれたのが、イギリスの商人トーマス・グラバーさんです。
このグラバーさんの長崎の住居が『グラバー邸』です。
龍馬さんはグラバーさんから『ブーツ』を購入したのでは・・・? これが1つめの説です。
『トンプソン靴店から購入』説
もう1つの説は、『亀山社中』のすぐそばに『トンプソン靴店』という靴屋さんがあったそうです。
その『トンプソン靴店』のカタログに、龍馬さんが履いていたのと同じ型の『ブーツ』が載っていたことから、ここで龍馬さんは『ブーツ』を購入したのでは・・・と言われています。
(2018/2/14放送分より)
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