日本人拉致問題~北朝鮮との直接交渉なしには解決しない!

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4月25日  FM93AM1242ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』今日の聴きどころ!②

韓国文在寅大統領、南北首脳会談で日本人拉致問題を提起
7:10~お早う!ニュースネットワーク その1:コメンテーター高橋洋一(数量政策学者)

文在寅

文在寅 - Wikipediaより

韓国、北朝鮮に日本人拉致問題の提起へ

韓国の文在寅大統領は昨日午後、安倍総理大臣と電話会談を行った。両首脳は北朝鮮への非核化に向けて、最大限の圧力を維持していく必要があるとの認識で一致、また、文在寅大統領は南北首脳会談で日本人の拉致問題に言及する姿勢も示した。

飯田)今週金曜日に予定されております南北首脳会談まで、あと二日となりました。拉致問題について言及すると、この間アメリカのトランプ大統領もそれを言っていましたけれども。

高橋)そうですね、これは良い話ですね。韓国は日本人の拉致問題に言及して自分の国の拉致問題はどうするのかな、という気はしますけれどもね。

飯田)韓国の方も拉致がありますからね。

高橋)でもこれは人権というのでちょっと違う切り口なので、たぶん取り上げやすい話なのですね。それでアメリカと韓国でやるということは日本にとっては全然悪くないし、ひとつ違う人権という切り口が入ることは良いことだと思います。
しかしトランプ大統領との米朝首脳会談も南北首脳会談も、日本の代わりに交渉してくれるわけではないのですよ。そこまではやらない。こういう話があるから、金正恩さんに安倍首相と会ったらどうかということを言ってもらうのが一番いいんですよ。日朝首脳会談示唆するという形でね。そうなると当事者は日本と北朝鮮ですから、それぞれが話し合わないと無理ですよ。他の人が話してもしょうがない。

飯田)解決まではいかないと。

拉致 問題 横田 早紀江 横田 拓也

政府に今年中の全被害者救出を再度求める国民大集会で、拉致問題について訴える横田早紀江さん(前列左)と横田拓也さん(右)=2018年4月22日午後、東京都千代田区平河町の砂防会館別館 写真提供:産経新聞社

北朝鮮と直接交渉しなければ日本の拉致問題は解決しない~日朝首脳会談の必要性

高橋)絶対いかないです。それを期待してもいけないから、できれば日朝首脳会談を韓国とアメリカが両方ともサポートしてくれるのが一番良いと思いますよね。そうすると北朝鮮だってこれからのことを考えたときに、日本を入れておいた方が得策だと思うはずですよ。平壌宣言があるでしょう。

飯田)日朝で国交を正常化したあかつきには、何かしらのお金を出すという。

高橋)かなりのお金なので、そこはアメリカも韓国も意識していると思うので、そっちに持っていこうという意図ではないかと思いますね。日本にとっても悪い話ではないです。アメリカと韓国が拉致問題を推してくれるということは。
但しこれは日本が交渉するということを忘れてはいけないです。他人任せにはできない話ですね。

飯田)やはり最後は自分たちで、と。

高橋)ええ、だから日朝首脳会談に繋いでくれればいいと思った方がいい。

飯田)そのときに我が国のカードは、経済の部分。

高橋)日本独自の話としては経済がたぶん一番いいですよね、これは平和の話になりますから。そこは平壌宣言の延長のときも経済の話を考えていたはずなのでね。そこはある意味でこれを武器にして、人権という拉致の話を切り込んでいくという形が日本にとってはベストだと思います。その中で日本に向けてのミサイルを全部撤去してもらわないとダメですが。

飯田)そこの部分ですよね。日本には短距離、中距離ミサイルでも十分に届く、それが200発以上あると言われています。

高橋)それが全部北朝鮮の核の非核化というなかで廃棄してもらうということを、経済を使いながら日本も働きかけていくということになるのではないですか。いまのところアメリカと韓国と中国しか参画していないですよね。日本が参画するときにはアメリカと韓国を使って、日朝首脳に持っていくのが一番参加できる近道だと私は思います。

飯田)いま米中、そして韓国というところが直接やっていますが、それを見て、日本の国内では取り残されているという批判があったりします。

高橋)それはアメリカが一番最初なわけでね、北朝鮮は中国に頼まなきゃいけないから頭下げに行った。元々やっているのは韓国なので3つはしょうがないですよね。その次にロシアと日本なのですが、北朝鮮から見るとロシアは仲間に入れたいから入れると思いますよ。そうすると日本の方は韓国とアメリカが入れるという形になる。遅れると言っても凄く遅れているわけではなくて、予定通り入っていっているという気がしますけどもね。

ドナルド トランプ 大統領

ドナルド・トランプ - Wikipediaより

米のシリア攻撃は東アジアへのメッセージでもあった

飯田)北朝鮮が日本に寄って来るというときはだいたいどことも決裂して、小泉訪朝のときは悪の枢軸とまでブッシュ・ジュニアが呼んだときに、日本のところにきた。

高橋)そうですよ、今回もトランプのシリアへの攻撃でわかるように、本気だってわかると、話をすると。話をすると芋づる式に日本の話も出てくるってことじゃないですかね。国際政治ってこんなもんでね、いろいろな動きを見ながら使う人は使う、ドライな交渉なのですよ。

飯田)シリア攻撃も東アジアに向けてのメッセージが強いと?

高橋)勿論ありますよね、やるぞやるぞと言って本当にやりましたから。これは強烈ですよね。去年59発撃ち込んだときも、習近平との会談のなかですから。タイミングを見てやっています。それであれも攻撃した後やらないですよね、一発攻撃すればいいというところで止めているわけですよね。

飯田)全面的な介入まではいかない。

高橋)いかないですよね、それでロシアの方には撃ち落としなさいといって連絡していますよね。連絡しているということは、ロシアのところには撃たないから準備しておけという意味ですよね。

飯田)だいぶ撃ち分けたようですね。

高橋)撃ち分けるに決まっていますよ。本当に撃ってしまってロシアに人的被害があったら大変ですから、そこは間違いがないように連絡を取りながらやっていて、シリアに対するメッセージ、あと北朝鮮に対するメッセージということを上手く使っています。やったのも週末の金曜日ですよね、いろいろなものに影響がないような配慮もあるし。その後の追撃もしないし、あれはメッセージということですね。

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