ヤクルト・青木 チームを引っ張る山田との「新旧・背番号1コンビ」

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「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月25日放送)では、メジャーから7年ぶりに古巣に復帰したヤクルト・青木宣親選手を取り上げた。

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【プロ野球ヤクルト対中日】7回 ヤクルト・川端慎吾の遊ゴロの間に生還した青木宣親はベンチ前でナインとタッチを交わす2018年7月21日 =神宮球場 写真提供:産経新聞社

今シーズン、メジャーから7年ぶりに古巣・スワローズに復帰した青木宣親選手。昨日も、山田に「40−40を狙え!」とハッパをかけた話をご紹介しましたが、後輩にアドバイスを送り、自分もバットでチームを引っ張る青木。昨日の巨人戦も、3安打の活躍でチームの4連勝に貢献。「2番・青木、3番・山田」の「新旧・背番号1コンビ」がうまく機能しました。

3回、青木が内野安打で出塁すると、山田が先制のツーランホームラン。3対2と巨人に追い上げられた7回には、青木がツーベースで出塁すると、山田がダメ押しのタイムリーを放ち、この二人だけで3点を稼いだのです。

これでヤクルトは、後半戦6勝1敗の快進撃。オールスター前に8連敗したのがウソのような好調ぶりですが、このチームの波も、青木と関係があるのです。

青木が、月間打率3割8分8厘、22打点で、8年ぶりの月間MVPに輝いた6月は、ヤクルトも初の交流戦1位に輝き、交流戦明けも5連勝で借金を一気に返済したのですが……さあ、貯金を作るぞと意気込んだ6月30日の阪神戦で、青木は岩貞から頭部にデッドボールを食らい、しばらく欠場することに。青木を欠いたこの日から、ヤクルトの8連敗が始まったのです。

実は青木、セ・リーグで断トツの「デッドボール王」で、今年受けた数はすでに13個。体をグッと沈めて、ピッチャーの方に向かっていくフォームなので、どうしても当たりやすくなるのですが、それにしても驚異的な多さです。

それだけ内角を攻められるのは、相手チームから警戒されている証拠と言えます。メジャー時代にも、頭部に死球を食らい、後遺症のため不振に陥った苦い経験があるだけに、普通なら大事を取りたいところ。しかし青木は違います。

「チームが連敗しているときに、いつまでも休んでいられない」

と、キリのいいオールスター明けでなく、前半戦最後の巨人戦で復帰。2安打を放ちました。

この青木のチームを思う姿勢が他の選手たちにも伝わり、後半戦の快進撃につながったことは間違いありません。昨日の倉敷から場所を変えて、今日から京セラドーム大阪で巨人と戦うヤクルト。デビュー3連勝の巨人・ヤングマンと、青木・山田の対決も見物です。

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