「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月24日放送)では、ホームラン22本でセ・リーグトップとなったヤクルト・山田哲人選手を取り上げた。
セ・パ交流戦で初の勝率1位になったあと、一時、勝率を5割に戻しながら、そこから8連敗。再び最下位に逆戻りしてしまったスワローズ。
しかし、オールスターゲーム明けは5勝1敗と息を吹き返し、2位・巨人に1.5ゲーム差の3位と、再び上昇気流に乗ってきました。その立役者とも言えるのが、先週末の中日3連戦で、ホームラン4本と大爆発。同僚のバレンティンと並ぶ22本で、セ・リーグトップに躍り出た山田哲人選手です。
山田といえば、新語・流行語大賞にも輝いた「トリプルスリー」が代名詞。2015年、16年と、「打率3割・ホームラン30本・30盗塁」を記録し、史上初の「2年連続トリプルスリー」を達成しましたが、3年連続を目指した昨シーズンは、打率2割4分7厘、ホームラン24本、14盗塁と低迷。チームも球団ワースト記録の「シーズン96敗」を喫し、最下位に沈みました。
巻き返しをかけて臨んだ今シーズン、春先はなかなかヒットが出ず、チームも最下位でしたが、山田が徐々に調子を上げてくると、引っ張られるようにスワローズも順位を上げていきました。
現在、山田の打率は3割7厘、ホームランは22本、盗塁は21個。このペースで行くと、ホームランは37本、盗塁は36個という計算になるので、打率さえ維持すれば、2年ぶり3度目のトリプルスリーは余裕で達成できそうですが、
「お前はもっと、上を目指せ!」
と尻を叩くのが、今シーズン、メジャーから7年ぶりに古巣・スワローズに復帰した、青木です。
「今シーズンは、40−40(フォーティー・フォーティー)を目指せ!」
「40−40」とは、同じ年に「ホームラン40本・40盗塁」を記録するもので、メジャーでの達成者は、過去4人だけ。日本での達成者はまだ誰もいません。「長打力」と「足」という、まったく違う2つの才能を兼ね備えた選手だけがチャレンジできる「40−40」。三冠王よりも難しい記録ですが、
「自分を信じていれば、結果は残る。できると思ってプレーすることが大切」
と言う青木。山田がこの偉業を達成できれば、チームもまた上昇カーブを描いていくに違いありません。
飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00
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