ヤクルト・小川 5点差をひっくり返された「七夕の悪夢」

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「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月11日放送)、「スポーツアナザーストーリー」のコーナーでは、6月に入って3勝、防御率1.08と好調のヤクルト・小川投手を取り上げた。

小川泰弘 プロ野球 中日 ヤクルト ナゴヤドーム

【プロ野球中日対ヤクルト】先発のヤクルト・小川泰弘=2018年7月7日ナゴヤドーム 写真提供:産経新聞社

今年、プロ6年目の小川泰弘投手。身長は171センチと野球選手としては小柄ながら、左ヒザを顔の前まで豪快に振り上げて投げ下ろす、メジャーリーグの大投手、ノーラン・ライアンを参考にしたフォームで「和製ライアン」と呼ばれています。

プロ1年目の2013年、いきなり16勝を挙げ、最多勝と新人王のタイトルを獲得。2015年には11勝を挙げ、14年ぶりのリーグ優勝に貢献し、押しも押されもせぬスワローズのエースとなったのです。

しかし、去年は不本意なシーズンになりました。5月に左わき腹肉離れのため、およそ1ヵ月、戦線を離脱。6月末に復帰すると、当時の守護神・秋吉が負傷したことから、プロ入りして初めてリリーフに転向することになりました。

7月7日、七夕の夜。神宮球場で行われたカープ戦で、初めてクローザーとして、9回のマウンドに立った小川。試合は8対3でヤクルトが5点リードと、気楽な場面でしたが、バティスタ・菊池にホームランを浴び、さらに代打・新井に3ランを打たれ、8対9でヤクルトは逆転負け。

最終回にホームラン3発を浴びて敗れたこのゲーム、ヤクルトファンの間では「七夕の悪夢」と呼ばれていますが、試合後、小川はこうコメントしました。

「今日の悔しさを絶対、忘れてはいけない。明日は必ず来る。やり返したい!」

その後、再び先発に戻り、シーズン96敗を喫したチームを引っ張りましたが、9月末に右ヒジの疲労骨折が判明。結局、去年は8勝7敗でシーズンを終えました。

オフにヒジの手術を受け、今シーズンは5月からの戦列復帰になりましたが、6月は4試合に投げ、セ・リーグトップの3勝。防御率も1.08と好成績を挙げ、ヤクルトの交流戦・勝率1位に大きく貢献。6月の月間MVPに輝きました。

みごと「七夕の悪夢」を晴らしてみせた小川。昨日の受賞会見で、

「少しでもチームのためにと思って投げていたので、形になってよかった。自分だけの力じゃない。続けていい成績を残せるよう、頑張りたい」

とコメント。

一時は2位に浮上したヤクルトですが、昨日、今季ワーストの7連敗を喫し再び最下位に逆戻りしてしまいました。しかし、2位巨人とのゲーム差は、2.5。後半戦、チーム再浮上のカギは、エース・ライアン小川が握っています。

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