松井秀喜 夏の甲子園、連続四球でも不満を言わなかった理由
公開: 更新:
「草野満代夕暮れWONDER4」(8月6日放送)で、甲子園を沸かせた松井秀喜のエピソードを紹介した。
100回目となる夏の甲子園が昨日からはじまりました。始球式を担当したのは、1992年に、5打席連続の敬遠でも、大きな注目を集めた元巨人、元ヤンキースの松井秀喜さんでした。甲子園開幕の始球式では、まさかのワンバウンド。「甲子園の魔物にやられました」とコメント。本人いわく、すごく緊張していたか・・・
そんな松井さんを高校時代に指導したのが、石川県の星稜高校の名将・山下智茂(ともしげ)監督でした。「野球が教育というフィールドからはみ出してはいけない」とい理念の人で、学校の勉強が疎かな生徒に対して練習への参加を禁じたりしました。
草野満代もNHK時代に大変お世話になった監督です。
星稜高校の野球部には、今も山下智茂監督の言葉が掲げられています。
・心が変われば行動が変わる
・行動が変われば習慣が変わる
・習慣が変われば人格が変わる
・人格が変われば運命が変わる5打席連続敬遠。試合が終わった後の当時高校三年生の松井さんのインタビューです。
「悔しかったことは何ですか?」
松井:試合に負けたことです
「敬遠は悔しくなかったんですか?」
松井:それは相手の作戦ですから
甲子園で連続フォアボールでも不満を一切口にしなかった松井さん。山下監督との出会いも、運命を大きく変えた出来事の1つだったのかもしれませんね。
「草野満代 夕暮れWONDER4」
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)