トランプ大統領の新刊暴露本『FEAR』に書かれている驚きの内容

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ニッポン放送の「飯田浩司のOK! Cozy up!」(9月28日放送)に外交評論家・キャノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。トランプ大統領の新刊暴露本『FEAR』の内容について語った。

宮家邦彦が読んだ、ボブ・ウッドワード著『FEAR』

宮家邦彦がシアトルの空港で手に入れた、話題のトランプ大統領の暴露本『FEAR』。最後の1冊だったというこの本にはどんなことが書かれているのだろうか。

飯田)ワシントンとシアトルに行かれて、話題の本もお読みになったそうですね。

宮家)飛行場に最後の1冊があって、買えたのですよ。

飯田)ボブ・ウッドワードという人が書いた『FEAR』。

宮家)暴露本です。トランプ大統領の暴露本は彼が最初ではなく、3冊目か4冊目です。いままでの人は無名でしたが、今回はウォーターゲート事件のスクープをやった名物記者で、大物です。各政権で大統領についての同じような本を出していて、定評のある人です。暴露本なので他と同じようなことも書いてあるのですが、ボブ・ウッドワードが言うのだったら、本当なのだろうとみんな思ったのではないですか。

飯田)はい。

宮家)いちばん驚いたのは、3月にクビになった、元米国家経済会議のゲイリー・コーンさんについて書かれたところです。彼がある日オフィスに行くと、トランプさんの机の上に、韓国とのFTAを破棄するという書類があって、サイン寸前だった。それでどうしたかと言うと、彼はそういうことが大嫌いだから、その書類を盗んでしまった。

飯田)スーッと(笑)。

宮家)抜いて、持って行ってしまった。すごいと思います、大統領にサインさせないために、その現物を隠してしまったのです。もっと驚くことに、それをトランプさんは気付かなかったと言うのですよ!
そういうことが延々と書いてある。もうがっくり来ます。けれどトランプさんも、理由があって選ばれているのです。
トランプさんのことをダメだと言うのは簡単ですが、それよりも私は、「なぜこういうことが起きたのか、どのようにしたらこの人をうまく使えるのか」と…。使えるなどと言ったら申し訳ないですが、「大統領としてちゃんと機能してくれるかどうか」。これを考えるべきだと思います。

匿名の政府高官がニューヨーク・タイムズに寄稿した驚きの内容

宮家)そうしたら、アメリカにもそういう人たちがいて、この本が出た後、匿名の政府高官がニューヨーク・タイムズに寄稿したのです。何が書いてあるかと言うと、「国民のみなさん、心配しないでください。私たちはトランプ政権のなかの抵抗勢力で、私もその1人です。トランプさんが変なことをやろうとしたら、必ず私たちが阻止します」という内容です。そんな政権がありますか?
それと合わせてウッドワードさんの本を読むと、ああやっぱりそうかと。だって「シリアのアサド大統領を暗殺しろ」と言うわけですよね。それはマティスさんも「分かりました」と言うわけにはいかないでしょう。みんな無視しますよ。日本にもそういうことがありましたけれどね、誰とは言いませんが。

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