強肩キャッチャー・大矢明彦と里崎智也の捕手の価値観
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ニッポン放送「高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク」(10月6日放送)に、大矢明彦がゲストで登場し、現役時代のエピソードを語った。
大矢明彦は、現役時代はヤクルトスワローズで「鉄砲肩の殺し屋と呼ばれ、強肩のキャッチャーとして活躍した。
大矢)肩しかセールスポイントがなかったので。試合前のシートノックは、一番良い球をセカンドにスローイングしてアピールしていましたね。
里崎)僕も肩は自信がありましたね。でも、コントロールが悪いと、いくら肩が強くても意味がないので、あと捕ってから投げるまでのスピードとか。
大矢)僕も肩の強さよりもコントロールを重要視していました。あと、僕が投げたボールは30センチぐらいシュート回転するので、少し遊撃手寄りにセカンドには投げていましたね。
里崎)最近、シュートしたらダメっていう指導者がいますけど、計算して投げられたらシュートしてもいいんですよね!まっすぐ投げる方が難しいし。
当時のキャッチャーと、現在のキャッチャーで違いについて語った。
大矢)今は、野球が変わってしまって、「あの捕手のリードが良い」って褒める時代じゃないですよね。それよりもピッチャーの良さを引き出すかどうか。当時と今ではキャッチャーとしての価値観が変わっていますよね。
里崎)確かに今年、優勝した広島と西武も分業制ですよね!
高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク
FM93AM1242ニッポン放送 土曜18:00-20:30