ニッポン放送「宮家邦彦のOK! Cozy up!」（2月22日放送）に外交評論家の宮家邦彦が出演。昨日起こった北海道での地震について解説した。

震度6弱を観測した地震から一夜明けた北海道厚真町高丘地区＝2019年2月22日午前7時20分（共同通信社ヘリから）　写真提供：共同通信社

北海道で震度6弱の地震～気象庁が会見

昨日の午後9時22分頃、北海道胆振地方の中東部を震源とする、非常に強い地震が発生し、厚真町で震度6弱を観測した。気象庁によると、地震の震源は去年9月にあった北海道地震の震源から北へおよそ10キロで、地震活動が継続していた領域で発生していたと明らかにしている。

気象庁）この地震ですが、昨年9月6日に発生致しました、平成30年北海道胆振東部地震の一連の地震であります。今回の地震で揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっている恐れがありますので、地震活動や降雨、降雪の状況に十分注意してください。

新行）今回の地震は去年からの一連のものということなのですね。

宮家）余震ではなくて一連の地震であるいうことは、まだ続くというイメージが強いと考えていいのでしょうか？

新行）はい。この後も余震という形で起きる可能性はあるということです。

宮家）たまたまきょうこれから札幌に行きますので、考えなくてはいけませんね。常にこういうことが起こり得るということなのでしょうね。どんな状況になっているかわかりませんが、皆さんご無事でいて欲しいと思います。

新行）現在、北海道によりますと地震による怪我人や家屋の倒壊などの情報は詳しく入って来ておりませんが、新冠町で土砂崩れが発生したとの情報がある他、自衛隊によりますと厚真町の吉野地区などで雪崩が起きたということです。北海道はまだまだ寒さが厳しい季節ですし、雪が残っていますので、そういった危険性もあるということです。

宮家）そうですよね。去年あって、皆さん不安だろうとは思うけれども、こういう発表があるということは、もう少し緊張を持続しないといけないということですね。

新行）気象庁は会見で、今回の地震で揺れが強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害の危険性が高まっている恐れがあると発表もしておりますので、北海道にお住まいの方、くれぐれもお気をつけください。

飯田浩司のOK! Cozy up！
FM93AM1242ニッポン放送　月-金　6:00-8:00