紙切り師の林家二楽が、ニッポン放送「春風亭昇太と乾貴美子のラジオビバリー昼ズ」(5月1日放送)に出演し、空港で体験した仰天エピソードを語った。
林家二楽は、日本を代表する紙切り芸の達人。『紙切り』とは、即興で紙をハサミで切ってさまざまな形をつくる伝統芸能で、寄席では色物の1つとして披露されている。そんな林家二楽が、『紙も切るけど、あれにはキレた話』と題して、衝撃的だった自身の体験を明かした。
今から10年以上前に、曲独楽師の三増紋之助と、飛行機で移動していた時のこと。二楽は「ハサミ」、紋之助は独楽を回すときに使用する「刀」をそれぞれ持っていたのだが、当然、機内には持ち込めないため預けていたという。すると、空港に着いて荷物の受け取りをする際に紋之助が大声で一言。
紋之助「二楽! お前のハサミもまだか! 俺の刀も出てこないよ!」
二楽「警備員さんがぞろぞろと私たちを取り囲みまして」
完全に不審者と疑われてしまった2人は、別室に連れていかれて事情聴取を受ける事態に。そこで、二楽はなんとか身の潔白を証明しようと、警備員の前で「紙切り」を披露することになったという。
二楽「後で聞いたら、紋之助兄さんも刀で独楽回してたみたいです」
勘違いの結果、空港の警備員の前で名人芸を披露するはめになった2人だった。
高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 11:30~13:00
番組情報
高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!