はるな愛がリボンを付けているワケ
公開: 更新:
黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、タレントのはるな愛が出演。7月から始まる舞台の話、またいつもリボンを付けている理由について語った。
黒木)今週のゲストはタレントのはるな愛さんです。
様々な仕事をなさっていますけれど、来月(7月)には前川清さんの特別公演でスペシャルゲストとしてお出になるのですね。
はるな)初の時代劇なのですよ。
黒木)ごめんなさい、これは男の人ですよね?
はるな)男になっていますが、実は女の人で、お姫様の腰元です。2人で旅に出るので、男になってお姫様を守るという役柄です。
黒木)ちょっとややこしいですね。
はるな)ややこしいよね。
黒木)宝塚の男役の方が女役をやるみたいな。
はるな)そうですね。
黒木)女なのに何となく違和感があるような。
はるな)でも、私は違和感がないくらい男になれるのですよ。なぜなら男だから。
黒木)宝塚の男役さんみたいな感じがいいですね。
はるな)そうですね。
黒木)何となく女の人という感じで。
はるな)ちょっと大きく動くというか。
黒木)頼もしいというか。
はるな)脇の下をちょっと上げて、肘を突き出して動くような。大好きですから。
黒木)この舞台、名古屋の御園座7月2日から、間もなくです。いま発売中ですけれども。
はるな)ありがとうございます。黒木さんはどうやってセリフを覚えているのですか?
黒木)舞台の場合、長いセリフだったら、例えば出て来にくいなぁというセリフには場所に名前を付けたりとか、文章の。
はるな)なるほど、非常口のあのライトを見たら。
黒木)覚えにくい何とかが出て来る。
はるな)昔は振付を覚えるのも早かったのですよ。この間、振付をやったら前よりも遅くなっているのです。「なぜだろう、12歳なのに私」と思って。
黒木)でも大丈夫ですよ。
はるな)「12歳」に引っかかってもらってもいいですか(笑)?
黒木)そっか。何で12歳なのだろうなと思ったのですが(笑)。
はるな)永遠の12歳なのですけれどね。
黒木)あ、永遠の12歳。
はるな)だから、リボンをつけてテレビに出ているのですよ。
黒木)そうなのですね。
はるな)12歳のときに、女の子になりたい思いがすごく強かったのだと思います。
黒木)すみません、勉強不足で。12歳なのですね。感性が研ぎ澄まされるというか、大人の世界の扉を開けるときが12歳なのかな。
はるな)そうですね。当時、親戚の家に女性週刊誌があって、袋とじが全部アイドルのメイクの方法だったのですよ。それを見て初めてメイクしたのが12歳のときだったと思います。何か興味があることに初めて飛び込んだのですね。
黒木)12歳、キーワードですね。
はるな)永遠の12歳です、私。
はるな愛/タレント■7月21日生まれ。大阪府大阪市出身。
■大阪のショーパブでニューハーフとして活動。
■90年代半ばよりTVでものまね芸を披露するなどバラエティ番組に数多く出演。なかでも松浦亜弥をあてぶりする“エアあやや”は多くの人の注目を集める。
■2009年に「ミス・インターナショナル・クイーン2009」で優勝。日本人の優勝は初めて。現在は審査員も務める。
■2010年には24時間テレビでマラソンランナーを務める。
■現在はバラエティ以外でもCM・ドラマ・映画・舞台など幅広く活躍。また飲食店なども経営する実業家。
■2017年からはボランティアとして「こども食堂」や「被災地支援」の活動を行っている。
■また現在は、学生時代のいじめやLGBTの苦悩など波乱万丈に満ちた自身の経験をもとに、LGBTの啓発や人権啓発などの講演活動も行っている。
ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳