新たな歴史の扉を開けてきたラグビーワールドカップ日本代表の戦いが終わった。
![1試合だけの約束? ラグビー日本代表・トンプソンルーク 電撃復帰の逸話](https://news.1242.com/wp-content/uploads/2019/10/10000000000000063032_20191022132203035501_P191021000205RS.jpg)
【ラグビーW杯2019日本大会 日本代表 総括会見】 会見に臨むトンプソンルーク(手前右)ら =明治記念館 2019年10月21日 写真提供=産経新聞社
予選を全勝で勝ち上がった日本は21日、強豪・南アフリカと準々決勝で対戦し、3対26で敗退。
試合直後、最初にインタビューに答えた日本代表選手は、トンプソンルーク。その第一声は、
「ちょっとさみしい。このチームは特別だった」
実はトンプソンルークは2015年に一度、日本代表を引退している。しかし2年後の2017年、日本代表にけが人が続出する中、アイルランドとのテストマッチの第2戦で、ジョセフヘッドコーチが「1試合だけ、1週間だけ」という限定で復帰を要請。
このときもトンプソンルークは「特別なチームだから」と、願いを受け入れて電撃復帰。家族も彼の復帰を支えた。
こうした「特別なチーム」への思いを強くしたトンプソンルークは2019年、日本代表に選出され大活躍。全力で戦った「特別なチーム」は、列島を感動で包んだ。
草野満代 夕暮れWONDER4(10月21日放送分より)
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