嵐 & ドリカム 新国立競技場オープニングイベントに出演
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ニッポン放送「ザ・フォーカス」(11月11日放送)に産経新聞論説委員・フジサンケイビジネスアイ編集長の山本秀也が出演。「新国立競技場」について解説した。
新国立競技場オープニングイベント 嵐、ドリームズ・カム・トゥルーが出演決定
来年2020年のオリンピックのメイン会場となる新国立競技場のオープニングイベントが来月12月21日に開催され、人気グループの「嵐」と「ドリームズ・カム・トゥルー」が出演することになった。このイベントはスポーツ、文化、音楽の3つの部門で構成され、スポーツ部門ではジャマイカのウサイン・ボルト氏も登場する。
森田耕次解説委員)この新国立競技場オープニングイベント、チケットは3次抽選販売を行っているということです。嵐やドリカムが出演するということで、12月21日は大盛況になりそうですね。新国立競技場はほとんどできあがっているのですよね。
山本)そうですね。外から見る限りはほぼできた感じですよね。
森田)47都道府県から調達された木材を使った外装工事は終わっていまして、あと6万席の観客席設置も終わっているということで、仕上げの段階です。「杜のスタジアム」という名前のようです。当初は建築家のザハ・ハディドさんのデザインでした。
山本)高かったですね。
総工費は1550億円
森田)ユニークなデザインだったのですが、建築費が3000億円にも達するということで、結局安倍総理が白紙撤回しました。それで、隈研吾さんを中心としたチームで「木と緑のスタジアム」ということで、総工費は1550億円だということですね。
山本)よかったと思いますよ。その後の資材の値上がりや人件費を考えると、とても当初の値段では済んでいないはずですからね。
森田)北京オリンピックの「鳥の巣」は収容人数9万人以上で518億円の総工費と聞きましたが。
山本)あれはまだ使っていますよ。横に会議場があるので、会議場には何回か行きました。あれは大きいですよね。
暑さ対策にファンやミストを設置
森田)こちらの新国立競技場は、暑さ対策としては空気の循環を促すファンが185台、ゲート付近にはミスト冷却設備を8ヵ所設置するということなのですね。
山本)これは必要でしょうね。それにしてもオープニングイベントはたいへん賑やかですね。
森田)12月21日のイベントはすごいですよ。嵐は来年の5月15日、16日に単独アーティストとして初めて新国立競技場でコンサートをするということが既に決まっています。今後はコンサートでも使っていくのですが、まずはオリンピックで。マラソンは札幌ですけれどね。暑さ対策もこの程度で大丈夫なのでしょうか。冷房を入れるにも、お金がかかってしまうということです。
山本)しかも上が青天井ですからね。
森田)屋根があるわけじゃないですからね。この辺がどのような仕上がりになって、オリンピックが始まったら観客から暑さについてどのようなことを言われるのか。
山本)皆さんそれぞれ心構えをして、暑さに対する自衛も必要ですね。
森田)もうすぐ完成ですから、早く見たいですね。
ザ・フォーカス
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パーソナリティは、ニッポン放送報道部解説委員の森田耕次。帰宅時の情報収集にうってつけの番組です。