3月15日(日)夜、エイベックス株式会社の代表取締役会長CEOである松浦勝人ことmax matsuuraがパーソナリティを務めるラジオ番組「max matsuura 仕事が遊びで遊びが仕事」(ニッポン放送・毎週日曜25時~)が放送され、松浦氏が新型コロナウイルス感染対策で大打撃を受けているエンタメ業界について語った。
毎回アシスタントに、フリーアナウンサーの荘口彰久を迎えて放送しているこの番組。今回、松浦氏が巷で話題の気になるニュースについてコメントする『松浦勝人、ニュースに一言』のコーナーでは、現在エイベックスの公式YouTubeチャンネル『avexチャンネル』にてエイベックス・マネジメント所属のライブ映像コンテンツ約100本が期間限定(3月5日~3月31日)で解放されていることに触れた。
これは数々のイベント開催中止を受けて「少しでも日々の楽しみに貢献できたら」との思いで実施された取り組みだが、この話題を受けて松浦氏が、現在エンタメ業界に大打撃を与えている新型コロナウイルスの影響について本音を語った。
松浦:ライブの中止……どうなんだろうね?
荘口:私が所属しているアミューズも大変なことになってます
松浦:大変なことですよね。つぶれますよ、これ。全額払い戻しで保険もきかないし、会場費も、負けてくれるかもしれないけど払わなきゃいけない。(中止になった公演に関して)全部払わなきゃいけない。本当、真面目な話(運営会社が)何個かつぶれますよ
荘口:う~ん……
松浦:いや、コロナウイルスを広めないっていうのはもちろん大事なんだけど、それは分かるけど、(自粛の呼び掛けが)いきなりすぎない?
荘口:それも、いつまでという期限もないんで、いつまで自粛が続くんだろうって……
松浦:決算がめちゃくちゃになっちゃうじゃん。それは株価もガタガタになるよね。自分の業界のことだから分かるけど、エンタメは打撃が大きいですよ。アニメやフェスティバルも全部飛んでるよね
荘口:そうですよね。私の(イベントの司会の)仕事も全部なくなりました。先の先のイベントまで全部中止とかになっていって、それまでエンタメがずっと休みってなると、仕事なくなって困る人も増えますよね
新型コロナウイルスを広めないためにやむを得ないとする一方、エンタメ業界の苦しい現状を口にした松浦氏。また荘口から、アーティストが活動を続けられるための、ファンが配信に投げ銭ができたりグッズを購入したりできるシステムについて提案が出ると、松浦氏は「蔓延して家から出られなくなったときのために、そういうアプリも考えてます」と話した。
番組情報
月曜の早朝、日本一早くオープンする、日本一ガラス張りの社長室。それが、エイベックスの創業者であり、代表取締役会長CEOである、松浦勝人こと、max matsuuraがお送りする番組、『max matsuura 仕事が遊びで遊びが仕事』。