感染しやすい世代・年代は?~鎌田實医師が解説「新型コロナウイルス対策」

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医師・鎌田實氏が、感染予防対策など「新型コロナウイルス」の詳細について解説した。

医師の鎌田實氏 2011年05月27日 写真提供:産経新聞社

鎌田氏は、2月6日のニッポン放送「安東弘樹DAYS」(毎週木曜13時~)に出演。前日(5日)の「原田龍二DAYS」では『新型コロナウイルス』の基本的な情報、知識について解説したが、この日は番組リスナーから寄せられた疑問・質問に回答した。

Q:「新型コロナウイルスに感染しやすい世代・年代はありますか?」(40代会社員)

鎌田:基本的には高齢者が感染しやすいんじゃないだろうかというふうに言われています。免疫機能に問題のある方や、糖尿病の方も感染しやすい。

年代で言うと高齢者が要注意なんですけど、6日の新しい発表の中に新生児も感染したという事例があり、お母さんが感染していて、出産の時にお母さんの持っているウイルスが子供に伝わった。

ただ、冷静に聴いて頂きたいのは、今回の『新型コロナウイルス』は子供にも感染しているけれども、子供は(症状が)非常に軽くて無症状や気づかなくて終わってしまうほど、軽い例が多いというものです。

安東:感染はしているけど?(気づかない)ってことですよね?

鎌田:子供は乗り越える力が強いということが今までの例では多いようです。

安東:最初に日本で感染が確認された30代の男性も、早い段階で完治という報が入ってきたので、そういう場合もあるということですね?

鎌田:高齢者が肺炎を起こした時に一気に低酸素状態になって、各臓器に酸素が送られなくなり、臓器不全を起こして亡くなってしまうことが多いので、高齢者が肺炎を起こしたときには要注意ということです。

【新型肺炎】羽田空港から出る救急車=2020年1月29日午前、東京・羽田空港 写真提供:産経新聞社

Q:「『新型コロナウイルス』に罹ったとして、どれくらいの期間で治るのでしょうか?」

鎌田:重症だったか軽症だったかで、経過は違うんですね。肺炎を起こして呼吸管理をした場合には3週間から1ヶ月近くかかっている例も多いようです。

致死率は、色んな論文で0.3~0.6%位じゃないかと言われていて、インフルエンザが0.1%位と言われています。インフルエンザよりはちょっと怖い。

『新型コロナウイルス』の性格は、感染力は1人で2.2人位で感染力は高い(一方で)致死率はだいぶ低いんじゃないだろうかと。(医療水準が高い)日本では、もっともっと安心して考えてもらって良いんじゃないかと思います。

2019新型コロナウイルス- Wikipediaより

Q:「食べ物による感染はないのでしょうか?」

鎌田:『新型コロナウイルス』は飛沫感染と接触感染が心配で、接触感染に関しては、手洗いをしましょう。

飛沫感染に関しては、出来るだけマスクを着ける。料理を作る人がマスクをしていることが大事だと思います。

みんなエチケットとして、作る側はマスクをして作る。食べる人は手洗いをして食べて、終わっても手洗いをする。(指輪や腕時計を外し)手首まで洗う習慣をつけて、指と指の間を丁寧に洗い残しがないようにし、手洗いすることで(感染する確率を)下げることが出来ると言われています。

安東弘樹 東島衣里アナウンサー

また、鎌田氏は「『新型コロナウイルス』が今後どうなっていくかはなかなか難しい」と前置きしつつ、「軽症の人を重症化させないことが一番大事」と言い、「『新型コロナウイルス』の疑いを持っている患者と接触しないことが大事で、みんなが冷静にやっていけば、日本では死亡者0で終焉を迎えることが出来るのではないかと思う」と、まとめた。

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