スマホ・携帯ジャーナリスト 石川温~10年後の6Gの世界はこうなる

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)にスマホ・携帯ジャーナリストの石川温が出演。10年後の6Gの世界について解説した。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは、スマホ・携帯ジャーナリストの石川温さんです。5Gについて教えていただきましたけれども、10年単位ということで、5Gの次は6Gとなります。もう開発が進んでいるのですか?

石川)6Gに向けて、そろそろ技術開発しましょうかという感じで話が進んでいます。とは言いつつも10年後なので、まだ中身は決まっていません。携帯電話会社の人たちに話を聞くと、いろいろな人が6Gに関して夢を語ってくれるのですが、空もエリア化してしまおう、空でも携帯電話を使えるようにしたいという話をする人もいます。

黒木)それは飛行機ということですか?

石川)アンテナを飛行機に乗せて、その飛行機をひたすら空に飛ばす。そうすることによって、アフリカのジャングルなどでも携帯電話がつながるようにしようという動きがあります。空から電波を降らすことによって、地球のあらゆるところでインターネットを使えるようにするということです。

黒木)6Gの時代はどうなると思いますか?

石川)いろいろと言われていますが、とにかく絶対に切れないネット、通信を目指していると聞きます。現状ですと、インターネットを使っていても一瞬通信が流れなくなったり、止まったりすることがありますが、そういうことがない、絶対に切れないインターネットを目指していると聞いています。離れた場所のお医者さんが手術ロボットを遠隔操作して、人の体にメスを入れるというときに、インターネットが切れてしまったら大変なことになってしまいます。ロボットで遠隔手術をする場合は、絶対に切れない通信をつくらなければいけないというところで、6Gが必要なのではないかという話もあります。

黒木)それは停電しても大丈夫なのですか?

石川)電気がなくなると難しいかもしれませんね。電気が落ちないようにすることも、考えて行かなければならないと思います。

黒木)でも、人が想像したことは必ず実現すると言いますから、言っていることが本当に現実になって行くのでしょうね。

石川)優秀な技術者の方はたくさんいますので、今後10年かけて実現して行くのだろうと思いますし、そんな未来は楽しみですね。

黒木)怖いような気もします。

石川)そうですね。どんどん便利になる一方で、安全性やプライバシーの問題は出て来ます。

黒木)スマホへの信頼と安全性の話を伺って来ましたけれども、子どももスマホを当たり前のように持つ時代になりました。子どもがスマホを持つ場合に考えられる、注意すべきことを教えていただけますか?

石川)大きく2つあります。1つは、子どもにスマートフォンを与える前に、約束事を決めておく。夜は使わないとか、1日何時間までということを決めてから子どもに渡す。ルールは紙に書いて冷蔵庫などに貼っておき、常に確認できるようにしておくことが大事だと思います。もう1つは、子どもがどれだけネットにつないでいるのか、どのアプリを使っているかを親が管理することです。いまは親のスマートフォンでわかる機能が、標準で乗っています。

ニッポン放送「あさナビ」

石川温(いしかわ・つつむ)/携帯・スマホジャーナリスト

■1975年、埼玉県生まれ。中央大学商学部卒業。
■1998年に日経ホーム出版社(現・日経BP社)に入社後、日経トレンディ編集部で編集記者として、ヒット商品、ケータイなどを取材。
■2003年に独立し、主にスマホ業界を幅広く取材。
■日経電子版「モバイルの達人」を連載するほか、メルマガ「スマホ業界新聞」を毎週配信。YouTubeでは「石川温のスマホ業界ニュース」も配信している。
■近著に『未来IT図解 これからの5Gビジネス』がある。

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毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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