石を投げ合いインド兵20人死亡~インドと中国が国境地帯で衝突
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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月17日放送)にジャーナリストの佐々木俊尚が出演。中国とインドの係争地帯で両軍が衝突したというニュースについて解説した。
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インド軍死者20人に 16日、インド北部で防空壕をつくるインド兵(アナトリア通信・ゲッティ=共同)=2020年6月16日 写真提供:共同通信社
インドと中国~国境地帯で衝突、インド軍の兵士20人が死亡
インド北部のラダック地方の中国との係争地帯でインド軍と中国軍が衝突し、インド軍の20名が死亡した。
飯田)双方の衝突で死者が出るのは、1975年以来45年ぶりのことだそうです。
佐々木)すごいですよね。国境紛争はどこの国でもあることですが、確定していない国境の長さが4000キロという。日本列島が全部で3000キロくらいしかないから、日本列島より長い国境が確定していないということです。中印紛争というのは、なぜ対立するのか、中国とインド以外に誰も理解できないという不思議な世界です。
飯田)今回の衝突の際、石を投げ合うなどして、お互いに銃火器は使っていないけれど、これだけの人が亡くなりました。
佐々木)石を投げ合ったというのは、中世のムガール帝国と中華王朝の対決のようなことですかね。
飯田)これがエスカレートしないように、コントロールする努力を続けて行くということです。