キャスターの辛坊治郎氏が6月18日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!~激論Rock&Go!」に出演。この翌日19日(金)から富士急ハイランドの入園制限が撤廃されることが決まったことを受けて、絶叫マシーンへの“思い”を語った。
山梨県富士吉田市にある富士急ハイランドは、6月19日から入園制限を撤廃し、すべての都道府県の在住者を受け入れた。富士急ハイランドは5月23日に営業を再開していたが、山梨県の在住者に入園を限定していた。
辛坊)「富士急ハイランド」で19日から入園制限を撤廃して、全ての都道府県の在住者の受け入れることになりました。よかったのだけれど、やはり、わたしはこの歳になって本当に残念でならないことがありまして。わたしは遊園地が子供の頃から本当に好きだったんですよ。豊島園とか西武園とかどれだけ好きやんというくらい遊園地が好きだったのに、最近遊園地に行って、絶叫マシーンに乗ると、気持ち悪くなってしまうんです。あれは絶対加齢というのが大きな要素としてありますね。いま関西で西日本でおそらく最強のマシーンは中京地区には、「ナガシマスパーランド」あそこにすごいのがあるのですが、それより西側で言うと、大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の「ザ・フライング・ダイナソー」これが4.7G。わたしはF15戦闘機で8.5Gを体験していますから、4.7Gくらいどうっていうことないと思うでしょう。ところがこの「ザ・フライング・ダイナソー」の4.7Gは効く。わたしは3日吐き気が止まらなかった……。
増山さやかアナウンサー)よく乗りましたね。
辛坊)わたしは乗りたかったんですよ。ただ、乗らざるを得ない状況だった。この話をするとUSJのファンの人にすごく怒られるのだけれども、USJを立て直した森岡毅(元・株式会社ユー・エス・ジェイ チーフマーケティングオフィサー 執行役員)という人がいるじゃないですか。あのハリポタを連れてきて、USJをいまの隆盛に導いた。あるとき、わたしは用があって、昼間に森岡毅さんをUSJのオフィスに尋ねた。そしたら、森岡さんがわたしの顔を見て、「辛坊さん。今度オープンしたばかりのフライングダイナソーはぜひ乗っていただきたい」というわけです。「結構です」と言える雰囲気じゃなくてですね、それも森岡毅さんですから。長い行列をしてらっしゃるのも申し訳ないけれど、森岡毅さんだから、と言って、いちばん最前列に森岡毅さんと2人で並んで、「ほら、楽しいでしょう」とずっと耳元でささやき続ける。俺は「勘弁してくれ」と思いながら、乗り終わったあと、真っ青な顔をして息を切らしているのに、森岡さんは「辛坊さん、面白いでしょう」と言ってくるんです。そういう経験をしているのもあって、自分はいま、富士急ハイランドの最強マシーンはそろそろ年齢制限がひっかかるのではと。昔みたいに遊園地に行っても楽しめなくなってきているというのがすごく悲しくて。来年65歳になって高齢者の仲間入りをして遊園地によっては年齢制限ひっかかる可能性があるので、今年中に富士急ハイランドに行って、最強マシーンを全部乗っておこうかと、実はいま思っているんです。
増山)勇気ありますね(笑)
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)