日本政府のスタンスを明確にするべき~ミャンマーで拘束されていた日本人ジャーナリストが帰国

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(5月17日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。ミャンマーで収監されていた日本人フリージャーナリストの北角裕樹さんが帰国したというニュースについて解説した。

【北角さんミャンマーから帰国】ミャンマーから帰国した日本人フリージャーナリストの北角裕樹さん=2021年5月14日午後、成田空港 写真提供:産経新聞社

ミャンマーで拘束されていた日本人ジャーナリスト、1ヵ月ぶりに帰国

ミャンマーで「虚偽のニュース」を広めた罪などで起訴され、収監されていた日本人フリージャーナリストの北角裕樹さん(45)が1ヵ月ぶりに開放され、5月14日夜、成田空港に到着した。

飯田)北角さんは、ミャンマーで嘘の情報を流したなどの罪で起訴され、約1ヵ月間、拘束されていたということです。「ミャンマーの人たちから世界に伝えてくれと言われたことがたくさんある。多くの国の人たちに伝えて行きたい」と話しています。

須田)起訴されてはいるのですが、1ヵ月ほどで解放されたのは本当によかったと思います。ただ、そこで何が起こっているのかということを伝える、情報を発信するということは絶対的に必要です。そのことによって、日本政府も含めて、ミャンマーに対する正しい対応、特に国軍に対する対応を取らなくてはなりません。

ミャンマーの国内状況を見極めた上で、現地の情報発信をする必要がある

須田)もちろん今回、人権を蹂躙しているという点で国軍は圧倒的に悪いのですが、その一方で、発展途上国という位置付けにあり、すべて先進国と同じ基準で、つまり「国軍イコール悪」というレッテルを貼るのではなく、ミャンマー国内の状況を見極めた上で、現地の情報発信をする必要があると思います。

飯田)現地ではインターネットを使うのも難しいという状況のなかで、情報が出て来ません。

日本政府としてのスタンスを明確にするべき

須田)日本政府としても、スタンスが明確になっていないではないですか。日本政府として、どういうスタンスを持ってミャンマー情勢に臨むのかというところも考えなくてはいけないと思います。

飯田)欧米各国は人権の面で、個人制裁なども法律としてできるので、それを使っているところはありますが、日本はいまのところそういう法律がないということもありますよね。

須田)もう1つは、人権問題に腰が引けているような感じがしなくもないのですよ。これは新疆ウイグル自治区の問題やミャンマーの問題に対して、国際世論や国際社会が日本にどういう目を向けているのかというところも考えるべきではないかと思います。

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