『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』作者が16年の時をかけてまとめた奇跡の作品『RAIDEN-18』の魅力を紹介

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6月13日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。『鋼の錬金術師』や『銀の匙 Silver Spoon』などで知られる荒川弘による漫画作品『RAIDEN-18』のおすすめポイント3つを吉田が紹介した。

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『RAIDEN-18』をピックアップ。この作品は、マッドなタチバナ博士が、怪物・雷電18号を作ったところから物語が始まる。今回は吉田が、ゲストに登場したバーチャルアイドルのときのそらとともに、おすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「全力でギャグ」。荒川弘先生って、例えば『鋼の錬金術師』や『銀の匙 Silver Spoon』も、重たい話の中に軽くするためのギャグとか挟まれていて、それがすごく良かったりするじゃないですか。今回、『RAIDEN-18』に関して言うと、荒川弘先生、ギャグとしてしか書いていません!

ZOC・西井万理那(パートナー):え、読みた~い! ギャグ大好き。

吉田:(コミックの)帯にも「いま、笑いたいアナタに送ります」って書いてあるんです。そういう作品です。そして、おすすめポイントその2は「教養ありまくり」。これは何かというと、ギャグなので普通に何も知らなくても読めるんですけど、このギャグのベースになっている話が、実はすごく有名な文学作品から引用してきたネタだったりとか、大英博物館に本当に存在する像とかを使ったギャグになってるんですよ。これは本当にすごいと思った。真面目なこととギャグを、シームレスに行き来しまくりなんですよ。荒川弘先生の教養が物凄く高いということが改めて分かるのに、1ミリも重くないんです。

ときの:それは、自分の知識も付きそうでいいですね!

吉田:そうそう、初めのうちはギャグだと思って読んでて、あとでほかのところで見たときに、「これって『RAIDEN-18』に出てきたと思うけど、もしかして人類史的にすごく重要?」みたいに気づく要素がいっぱい出てくるのよ。そして、おすすめポイントその3は「毒しかない」。

西井:え、どういうこと?

吉田:ギャグって、ほんわかしたものとか優しいものとか作れるじゃないですか。今回最大のポイントは、死体を集めてフランケンシュタインを作っている、やばい科学者の話なんですよ。でも、「死体にそんなことをしたらかわいそうじゃないか」みたいな要素は、1ミリも出てこない。でもルールがあって、本人は「人を殺してその死体を使うのはダメ」って言ってんのね。言ってんだけど、「ほかの殺人犯が勝手に殺しちゃったものを使うのはOK」みたいな“毒”があるのよ。

西井&ときの:あ~!

吉田:説教臭さが1ミリもなくて、ゲラゲラ笑えて、知恵が身につくという作品です。

『RAIDEN-18』の面白さを熱弁した吉田。この『RAIDEN-18』は、2005年に1話が掲載されてから16年の時を経てようやく1冊にまとまった奇跡の作品で、1話が公式サイトで試し読みできる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!


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